こんにちは。今日はAI CROSS株式会社の決算報告書を分析してみましょう。AI CROSSは、ビジネスコミュニケーションプラットフォーム事業を展開する企業です。この度の決算では、売上高が前年同期比5.1%増の885,758千円となり、営業利益は51.7%増の118,859千円を達成するなど、順調に業績を伸ばしています。
企業情報
企業名: AI CROSS株式会社
証券コード: 44760
決算期: 12月期
AI CROSS株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
AI CROSS株式会社の決算日は12月31日です。四半期決算は3月31日、6月30日、9月30日、12月31日に行われます。
主な事業
AI CROSS株式会社は、メッセージングサービスの「絶対リーチ!SMS」やRCS配信・チャットボットプラットフォームの「Smart X Chat」を展開しています。企業のビジネスコミュニケーションを支援し、従業員の働き方革新を支えるテクノロジーカンパニーです。
今期の業績と利益率は?
AI CROSS株式会社の当第1四半期の業績は好調で、売上高は885,758千円(前年同期比5.1%増)、営業利益は118,859千円(前年同期比51.7%増)、経常利益は116,067千円(前年同期比58.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は72,681千円(前年同期比97.5%増)となりました。
売上・利益の推移
AI CROSS株式会社は、過去1年間で売上高3,254,384千円、経常利益291,136千円、当期純利益156,724千円を計上しており、順調に業績を伸ばしています。特に、経常利益率は8.9%と高水準を維持しており、収益性の高い企業といえます。
四半期連結貸借対照表について
AI CROSS株式会社の当第1四半期連結貸借対照表では、資産合計が2,114,357千円、負債合計が505,699千円、純資産合計が1,608,658千円となっています。財務状況は健全であり、自己資本比率は75.13%と高水準を維持しています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が1,336,166千円と高水準を維持しており、流動性が高いことが特徴です。また、売掛金及び契約資産が488,510千円と増加しており、収益基盤が安定していることがうかがえます。
負債の部
負債の部では、短期借入金が150,000千円増加したものの、未払法人税等が61,341千円減少するなど、全体としては健全な水準を維持しています。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が934,387千円となり、内部留保が蓄積されていることがわかります。一方で、自己株式が300,625千円と大幅に増加しています。
ROAとROE
AI CROSS株式会社のROAは7.4%、ROEは9.2%となっており、いずれも高水準を維持しています。これは、高い収益性と効率的な資産運用により、株主価値の向上に努めていることを示しています。
キャッシュフロー
AI CROSS株式会社のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが順調に推移しており、財務活動によるキャッシュ・フローでは自己株式の取得を行っています。これらの結果、現金及び現金同等物は前期末比増加しており、安定した財務基盤を有していると評価できます。
配当の支払額
AI CROSS株式会社は、配当金の支払いを行っていません。内部留保の充実を図り、今後の事業展開に活用していくことを優先しているものと考えられます。
今後の展望
AI CROSS株式会社は、ビジネスコミュニケーションプラットフォームを提供する有望な企業です。SMS配信市場の成長に伴い、今後も売上高と利益の拡大が期待できるでしょう。また、新たなサービスの開発や海外展開にも取り組んでおり、さらなる成長が期待されます。
編集部のまとめ
AI CROSS株式会社の決算は非常に良好であり、市場の成長に合わせて着実に業績を拡大しています。高い収益性と健全な財務基盤を維持しつつ、新サービスの開発や海外展開に取り組むことで、更なる成長が期待できる企業だと評価できます。今後の動向にも注目が集まりそうです。
AI CROSS株式会社の決算日や配当についてまとめました。
AI CROSS株式会社の決算日は12月31日で、四半期決算を行っています。また、現在のところ配当は実施していませんが、内部留保の充実を図り、事業の成長に投資していくことを優先しているものとみられます。今後の業績拡大に期待が集まる企業です。