ビズメイツ株式会社(3450)の2024年第1四半期の決算報告が発表されました。売上高817,380千円と前年同期比10.0%増、経常利益83,952千円と60.4%増と、好調な業績を収めています。オンライン語学学習事業や人材紹介事業が伸長し、テクノロジーを活用したサービスの向上が成果を上げています。今後も事業の拡大に期待がかかっています。
企業情報
企業名: ビズメイツ株式会社
証券コード: 93450
決算期: 2024年第1四半期(2024年1月1日~2024年3月31日)
ビズメイツ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
ビズメイツ株式会社の決算日は12月31日です。第1四半期の決算は2024年5月15日に発表されました。今後、第2四半期決算は2024年8月14日、第3四半期決算は2024年11月14日、本決算は2025年3月14日に予定されています。
主な事業
ビズメイツ株式会社は、「ビジネス特化型オンライン英会話」を主力事業として展開しています。企業や個人に向けて、優秀な講師陣によるオンラインレッスンサービスを提供しています。また、グローバルITプロフェッショナルの紹介や人材育成などの人材紹介事業も行っています。テクノロジーを活用したサービスの向上と事業領域の拡大に注力しています。
今期の業績と利益率は?
2024年第1四半期の業績は、売上高817,380千円、経常利益83,952千円と好調でした。経常利益率は10.3%と前年同期から大幅に改善しています。オンライン英会話事業やIT人材紹介事業が伸長し、全体としても高い収益性を維持できています。
売上・利益の推移
ビズメイツ株式会社の売上高は2023年から10.0%増と好調に推移しています。経常利益も2023年から60.4%増と大幅な伸びを示しています。オンラインサービスの拡大やグローバルIT人材の需要増加などから、高い成長性を維持できています。
四半期連結貸借対照表について
ビズメイツ株式会社の2024年3月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産が2,137,033千円、負債が567,547千円、純資産が1,569,485千円となっています。高い自己資本比率73.39%を維持しつつ、堅実な財務体質を保っていることが分かります。
資産の部
資産の部では、現金及び預金1,495,001千円と高水準を維持しており、流動性の高い財務体質となっています。また、無形固定資産のソフトウエア191,106千円が増加しており、オンラインサービスの強化投資が進んでいることが確認できます。
負債の部
負債の部では、買掛金25,389千円、契約負債208,997千円など、事業運営に必要な短期的な負債が主となっています。長期借入金はなく、健全な財務体質が窺えます。
純資産の部
純資産の部では、資本金124,677千円、利益剰余金938,468千円となっており、自己資本比率73.39%と高水準を維持しています。着実に利益を積み上げ、健全な財務基盤を構築できています。
ROAとROE
ビズメイツ株式会社のROA(総資産経常利益率)は3.9%、ROE(自己資本利益率)は3.4%となっています。前年同期から大幅に改善しており、経営の効率化と収益性の向上が図られています。オンラインサービスの強化やグローバル人材事業の伸長など、戦略的な経営判断が成果を生んでいると評価できます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは+123,302千円と好調です。主力事業の伸長により、安定的な現金収支を確保できています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは-72,918千円と支出が増えており、オンラインサービスの強化などに積極的に投資を行っていることがわかります。そのため、前期末比で+40,386千円のキャッシュ・ポジションの増加となっています。
配当の支払額
ビズメイツ株式会社は、創業以来配当を実施していません。収益の大部分を事業の成長と拡大に再投資し、企業価値の向上に努めています。株主に対する利益還元は現時点では行っていませんが、今後の業績動向を見ながら、適切な配当政策を検討していくとしています。
今後の展望
ビズメイツ株式会社は、オンライン語学学習市場の成長に合わせ、サービスの品質向上とグローバルIT人材の紹介事業の拡大に注力していきます。新技術の活用によりサービスの差別化を図り、顧客基盤の拡大と収益性の向上を目指します。また、IT人材の需要増加に対応するため、採用と育成体制の強化にも取り組んでいきます。業績の伸長を続け、企業価値の持続的な向上を目指す方針です。
編集部のまとめ
ビズメイツ株式会社の2024年第1四半期決算は、売上高と経常利益が前年同期比で大幅に増加し、高い収益性を示しています。オンライン英会話事業とIT人材紹介事業が好調に推移し、経営の効率化も進んでいることがわかります。今後も事業の成長と収益力の向上に期待が高まっています。一方、配当については現時点では実施していませんが、業績の伸長に合わせて株主還元策の検討も視野に入れていくと良いでしょう。
ビズメイツ株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ビズメイツ株式会社の決算日は12月31日です。2024年第1四半期決算は2024年5月15日に発表されました。次回の決算日程は、第2四半期が2024年8月14日、第3四半期が2024年11月14日、本決算が2025年3月14日となっています。配当については現在行っていませんが、今後の業績推移に合わせて検討していくとのことです。