株式会社ブランジスタの2024年3月期第2四半期決算が発表されました。売上高2,353百万円、営業利益477百万円、経常利益474百万円と、前年同期に比べて大幅に増加しています。プロモーション支援事業が好調に推移したことが業績拡大の主な要因です。今後も新サービスの拡大や成長戦略の着実な実行により、企業価値の向上が期待されます。
企業情報
企業名: 株式会社ブランジスタ
証券コード: E31776
決算期: 9月30日
株式会社ブランジスタの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ブランジスタの決算日は9月30日です。決算は年4回の四半期決算を行っており、第2四半期の決算発表は2024年5月15日に行われました。
主な事業
株式会社ブランジスタは、プロモーション支援事業、メディア事業、ソリューション事業の3つを主な事業としています。プロモーション支援事業では企業のプロモーション支援を行い、メディア事業では無料電子雑誌の制作・発行、ソリューション事業ではECサポートやウェブサイト制作等のサービスを提供しています。これらの事業を通じて、お客様のニーズにきめ細かく対応することで、業績の拡大を目指しています。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高2,353百万円(前年同期比2.5%増)、営業利益477百万円(同64.5%増)と、前年同期に比べて大幅な増収増益となりました。特に、プロモーション支援事業の「アクセルジャパン」が好調に推移し、業績を牽引しています。営業利益率は20.3%と高い水準を維持しており、収益力の向上が図られています。
売上・利益の推移
直近の売上高と利益の推移を見ると、売上高は4期連続で増加しており、2024年3月期第2四半期には2,353百万円となりました。利益面では、営業利益が前年同期比64.5%増と大幅な増加しています。プロモーション支援事業の好調な推移に加え、経営の効率化により収益性が向上していることがわかります。
四半期連結貸借対照表について
2024年3月31日現在の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は3,586百万円となっています。前連結会計年度末と比較して298百万円の減少となっています。
資産の部
資産の部では、流動資産が2,842百万円、固定資産が744百万円となっています。現金及び預金が472百万円減少したことなどから、全体としては減少しています。
負債の部
負債の部では、流動負債が1,095百万円、固定負債が210百万円となっています。短期借入金の減少や賞与引当金の減少などがあり、全体として負債が減少しています。
純資産の部
純資産の部では、純資産合計が2,281百万円となっています。自己株式の取得による減少があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により、純資産が増加しています。
ROAとROE
ROAは13.2%、ROEは13.4%となっています。前年同期と比較して、ROAは7.1ポイント増加、ROEは6.6ポイント増加しています。これは、主力事業の好調な業績と効率的な経営により、収益性と資本効率が高まっていることを示しています。
キャッシュフロー
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが4百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが38百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが438百万円の支出となりました。自己株式の取得などにより現金及び現金同等物が472百万円減少しています。
配当の支払額
当第2四半期連結累計期間において、株式会社ブランジスタは配当を行っていません。業績拡大への投資に注力しているため、当面の間は配当の実施は見送られる見通しです。
今後の展望
株式会社ブランジスタは、プロモーション支援事業、メディア事業、ソリューション事業の3つの事業を中心に、さらなる業容拡大を目指しています。特にプロモーション支援事業の「アクセルジャパン」は好調な伸びを示しており、今後も成長が期待されます。また、新規サービスの開発や効率的な経営によって、持続的な収益力の向上を目指していきます。
編集部のまとめ
株式会社ブランジスタの2024年3月期第2四半期決算は、大幅な増収増益と好調な業績を示しています。プロモーション支援事業の「アクセルジャパン」が牽引役となり、売上高も営業利益も前年同期比で大幅に増加しました。また、ROAやROEも大幅に改善しており、収益性と資本効率の向上が図られています。今後も新サービスの開発や経営の効率化に取り組み、企業価値の向上を目指していくことが期待されます。
株式会社ブランジスタの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ブランジスタの決算日は9月30日で、第2四半期の決算発表は2024年5月15日に行われました。また、当期は配当を行っていません。業績拡大に向けた投資に注力しているため、当面は配当の実施は見送られる見通しです。