株式会社 クボタの第135期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社クボタの2024年第1四半期決算が発表されました。クボタは農業機械や建設機械、水道管などの幅広い製品を手がける大手メーカーです。今回の決算では、新型コロナの影響が和らぐ中で売上高7,752億円、営業利益1,030億円と前年同期比を若干下回りましたが、安定した業績を維持することができました。

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企業情報

企業名: 株式会社 クボタ
証券コード: 63260
決算期: 12月

株式会社 クボタの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社クボタの決算日は12月31日です。決算発表時期は翌年の5月中旬頃になります。

主な事業

株式会社クボタは農業機械、建設機械、エンジン、水処理システム、産業機械など幅広い製品を手がけています。国内外の需要を取り込み、安定した収益を上げる多角経営が特徴です。特に海外売上が全体の8割以上を占めており、グローバル展開が強みとなっています。

今期の業績と利益率は?

2024年第1四半期の業績は、売上高7,752億円、営業利益1,030億円と堅調な結果でした。利益率は13.3%を確保し、高水準を維持することができました。新型コロナの影響が和らぐ中で、各事業が好調に推移しています。

売上・利益の推移

クボタの売上高は過去5年間で3兆円弱と高水準を維持しており、直近の2023年は3,021億円でした。営業利益も340億円台と安定した収益力を誇っています。特に機械事業の好調が業績の柱となっています。

四半期連結貸借対照表について

クボタの2024年3月末の総資産は5兆7,530億円と大幅に増加しました。これは主に営業活動の好調を背景に現金や受取債権が増加したことによります。一方で、有利子負債も増加傾向にあり、財務体質の強化が課題となっています。

資産の部

流動資産は2兆8,421億円で、現金や営業債権の増加が主な要因です。一方、固定資産は2兆9,108億円と堅調に推移しました。設備投資を積極的に行い、生産能力の向上を図っています。

負債の部

流動負債は1兆6,694億円、非流動負債は1兆5,081億円と増加しています。借入金や支払債務の増加が主な要因です。有利子負債の増加に留意する必要があります。

純資産の部

純資産は2兆5,754億円と大幅に増加しました。利益の積み上がりや為替の影響により、親会社所有者帰属持分比率は40.4%となっています。財務体質の強化が進展しつつあります。

ROAとROE

クボタのROAは6.8%、ROEは9.2%となりました。総資産や自己資本が増加傾向にある中で、一定の収益水準を維持できています。事業の収益性が高水準にあり、株主価値の向上にも寄与しています。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは197億円の収入となりました。投資活動では575億円の支出となりましたが、財務活動では589億円の収入を計上しています。全体としては手元資金が270億円増加し、財務体質の改善が見られます。

配当の支払額

クボタは2024年3月25日に1株当たり24円の期末配当を行いました。前期の年間配当は46円で、安定した配当政策を維持しています。株主還元にも力を入れているといえます。

今後の展望

クボタは機械事業の海外展開と水・環境事業の国内外でのニーズの取り込みが成長の柱になると見られます。新製品の投入や生産能力の拡大を進めることで、さらなる業績拡大が期待されます。環境対応製品の開発にも注力し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

編集部のまとめ

株式会社クボタは、農機や建設機械、水道管など幅広い事業を手掛ける大手メーカーです。2024年第1四半期の決算では売上高、営業利益ともに堅調な結果を残しました。海外展開と製品開発力が強みで、今後も着実な成長が期待されます。株主還元の面でも優良企業として評価できるでしょう。

株式会社 クボタの決算日や配当についてまとめました。

クボタの決算日は12月31日で、決算発表は翌年の5月中旬頃に行われます。配当は年間46円と安定的で、株主還元にも力を入れています。今後も着実な業績拡大に期待がかかっています。

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