株式会社エージェント・インシュアランス・グループは、保険業界で強力な事業基盤を築いている企業です。当社の最新の決算状況を見ていきましょう。
企業情報
企業名: 株式会社エージェント・インシュアランス・グループ
証券コード: E38164
決算期: 12月期
株式会社エージェント・インシュアランス・グループの決算日・決算時期(スケジュール）は？
株式会社エージェント・インシュアランス・グループの決算日は12月31日です。決算短信の公表は、2月中旬を予定しています。四半期報告書は、5月、8月、11月に公表されます。
主な事業
株式会社エージェント・インシュアランス・グループは、保険代理店事業を主力事業としています。国内事業と海外事業の2つのセグメントに分かれており、日本国内ではさまざまな保険商品の販売を行い、海外ではアメリカを中心に展開しています。また、生命保険や損害保険、さらには銀行代理業務などの金融サービスも手がけています。
今期の業績と利益率は？
当第1四半期連結累計期間(2024年1月1日~3月31日)の業績は、営業収益900,872千円、経常利益21,800千円となりました。前年同期と比べ、営業収益は13.4%増加し、経常利益は黒字に転じています。利益率も2.4%と改善傾向にあります。
売上・利益の推移
過去3年間の業績推移を見ると、売上高は3,547,472千円から順調に増加しており、経常利益も154,402千円と堅調に推移しています。特に直近の1年間では、経常利益が大幅に伸びています。国内外で保険事業が順調に推移していることが背景にあります。
四半期連結貸借対照表について
当社の最新の四半期連結貸借対照表を見てみましょう。
資産の部
当第1四半期連結会計期間末の総資産は2,180,323千円と、前連結会計年度末に比べ32,053千円増加しています。その主な内訳は、現金及び預金が978,935千円、売掛金が522,930千円となっています。
負債の部
負債合計は950,768千円と、前連結会計年度末に比べ12,275千円増加しました。主な内訳は、営業未払金が429,662千円、長期借入金が217,585千円となっています。
純資産の部
純資産合計は1,229,555千円と、前連結会計年度末に比べ19,778千円増加しました。自己資本比率は56.4%と、健全な財務状況を維持しています。
ROAとROE
当社のROA(総資産経常利益率)は1.0%、ROE(自己資本当期純利益率)は0.8%となっています。前年同期と比べROAは上昇し、ROEも改善しており、収益性が高まってきているといえます。これは保険事業の順調な推移により、利益率が良化したことが要因です。
キャッシュフロー
当第1四半期連結累計期間のキャッシュフローでは、営業活動によるキャッシュ・フローが+34,704千円となっています。これにより、現金及び現金同等物の残高は978,935千円と、前連結会計年度末に比べ34,704千円増加しました。今後の事業展開に備えた十分なキャッシュを確保できていると言えるでしょう。
配当の支払額
当第1四半期連結累計期間における配当の支払はありません。通期では前期と同額の1株当たり44.00円の配当を実施する予定です。安定した配当政策を継続しています。
今後の展望
今後の事業展開としては、国内事業のさらなる成長と海外事業の拡大を目指しています。特に、国内においては保険コンサルティングやデジタル化の推進により、業績の向上が期待できます。一方で、海外事業でも米国市場での販売拡大に取り組み、グループ全体での収益基盤の強化を図っていきます。
編集部のまとめ
株式会社エージェント・インシュアランス・グループは、保険事業を中心に順調な業績を残しています。特に国内事業の好調な推移や利益率の改善が目立ちます。今後も国内外でのさらなる成長が期待できそうです。株主還元面でも安定した配当を実施しており、投資家にとっても魅力的な企業だといえるでしょう。
株式会社エージェント・インシュアランス・グループの決算日や配当についてまとめました。
株式会社エージェント・インシュアランス・グループの決算日は12月31日で、四半期決算の公表は5月、8月、11月に行われます。また、同社の配当政策は1株当たり44.00円と安定しており、投資家の期待に応えています。今後も保険事業を中心とした成長が期待できる企業です。
