株式会社イボキンの第1四半期決算が発表されました!当社は解体事業、環境事業、金属事業を展開しており、長年にわたる事業実績とノウハウを活かし、安定的な業績を維持しています。今回の決算では、売上高が38.8%増加し、経常利益も57.0%増加と大変好調な結果となりました。今後も、新規営業活動を活発化し、ワンストップ・サービスの提供で更なる成長が期待されます。
企業情報
企業名: 株式会社イボキン
証券コード: 56990
決算期: 12月期
株式会社イボキンの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社イボキンの決算期は12月期で、第1四半期決算は2024年1月1日~3月31日となります。
主な事業
株式会社イボキンは、解体事業、環境事業、金属事業の3つを主要な事業領域としています。解体事業では、建物やプラント設備などの解体工事を請け負い、環境事業では産業廃棄物の収集運搬・中間処理サービスを提供しています。金属事業では、解体工事や産業廃棄物から発生するスクラップの買取り・販売を行っています。これらの事業を通じて、循環型社会の実現に貢献しています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高が2,442,968千円(前年同期比38.8%増)、営業利益が186,723千円(同54.4%増)、経常利益が192,084千円(同57.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が126,128千円(同57.9%増)と非常に好調な結果となりました。 各事業セグメントが総合的に好業績を収めたことが主な要因です。
売上・利益の推移
当社の最近の業績推移を見ると、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益のいずれもが着実に増加してきました。特に当第1四半期決算では、大型解体工事の進捗や金属スクラップの取扱量増加などにより、大幅な増収増益となりました。今後も、新規営業や収益性の高いサービス提供により、好業績の継続が期待できます。
四半期連結貸借対照表について
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、5,792,746千円となりました。前連結会計年度末に比べて51,376千円増加しています。 負債は1,709,509千円と前期末比5,088千円減少しました。純資産は4,083,236千円と前期末比56,464千円増加しました。 財務体質は引き続き健全に推移しています。
資産の部
流動資産は3,091,073千円となり、前期末比20,814千円減少しました。一方で、固定資産は2,701,672千円と前期末比72,191千円増加しています。積極的な設備投資により、生産体制の強化が図られています。
負債の部
流動負債は1,309,200千円と前期末比10,360千円減少しました。固定負債は400,308千円と前期末比5,272千円増加しています。有利子負債は安定的に管理されています。
純資産の部
純資産は4,083,236千円となり、前期末比56,464千円増加しました。利益剰余金の増加により、自己資本比率も70.5%と健全な水準を維持しています。
ROAとROE
当社のROAは年率換算で12.9%、ROEは年率換算で12.3%となっています。ともに高水準で推移しており、収益性と資本効率性の高さが伺えます。事業基盤の強化と収益力の向上が、これらの指標の上昇に寄与しています。今後も、さらなる成長と収益力の向上が期待されます。
キャッシュフロー
当第1四半期の営業キャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益の増加などにより大幅な増加となりました。一方、投資キャッシュ・フローは、有形固定資産の取得により支出が増加しています。財務キャッシュ・フローは、配当金の支払により減少しました。全体としては、手元資金が増加傾向にあり、財務基盤は安定しています。
配当の支払額
株式会社イボキンは、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題の一つと位置付けています。当期の年間配当金は1株当たり27.5円を予定しており、前期比5円の増配となります。株主還元の充実にも努めており、今後も安定配当の継続が期待されます。
今後の展望
当社は、引き続き新規営業の推進や収益性の高い事業への注力により、業績の向上に努めていきます。また、解体工事の施工能力強化や環境・金属事業の拡大など、事業基盤の強化にも取り組みます。加えて、DXの推進やESG経営の推進などにより、持続的な成長と企業価値の向上を目指します。株主の皆様の期待に応えていく所存です。
編集部のまとめ
株式会社イボキンは、解体事業、環境事業、金属事業の3つの柱を有する総合リサイクル企業です。当第1四半期決算では、売上高、各利益項目が大幅増加と非常に好調な結果となりました。今後も、新規営業と収益力の強化に注力し、持続的な成長と株主還元の充実を目指していくものと期待されます。引き続き当社の動向に注目していきましょう。
株式会社イボキンの決算日や配当についてまとめました。
株式会社イボキンの決算期は12月期で、第1四半期決算は2024年1月1日~3月31日の期間となります。配当金は、1株当たり27.5円を予定しており、前期比5円の増配となります。安定した収益力と株主還元への配慮が評価できる企業といえるでしょう。