株式会社リベルタは化粧品、日用品、機能衣料、腕時計などのオリジナル商品を企画・販売しています。
2024年1月から3月期の連結決算では、売上高が1,651,290千円と前年同期比22.6%増と好調な結果となりました。
企業情報
企業名: 株式会社リベルタ
証券コード: E36133
決算期: 12月期
株式会社リベルタの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社リベルタの決算日は12月31日です。年に4回四半期ごとの決算を行っており、第1四半期は2024年1月1日から3月31日までの期間となります。
主な事業
株式会社リベルタは、「喜びを企画して世の中を面白くする」を経営理念とし、時代のニーズに合わせてオリジナル商品を開発・販売しています。
主な事業ラインナップはコスメ・トイレタリー・機能衣料・浄水器や医療機器などの生活関連商品で、国内外への展開を行っています。
今期の業績と利益率は?
2024年1月から3月期の連結売上高は1,651,290千円と前年同期比22.6%増と大幅な増収となりました。
しかし、営業損失は183,826千円となり、経常損失も181,154千円と赤字決算となっています。
利益率については、売上総利率は33.3%と前年同期より2.9ポイント減少しました。
売上・利益の推移
株式会社リベルタの直近の売上高推移は、2023年1-3月期が1,347,159千円に対し、2024年1-3月期は1,651,290千円と大幅な増収となりました。
一方で、利益面では2023年1-3月期の営業損失が38,868千円だったのに対し、2024年1-3月期は183,826千円の営業損失となりました。
四半期連結貸借対照表について
2024年3月31日時点の連結貸借対照表を見ると、総資産が6,549,555千円と前期末より1,028,672千円増加しています。
一方で純資産は1,439,314千円と前期末より197,995千円減少しています。
資産の部
資産の部では商品及び製品が1,776,935千円と前期末より557,729千円増加しています。
一方で現金及び預金は1,313,499千円と432,980千円増加しました。
負債の部
負債の部では支払手形及び買掛金が998,458千円と前期末より255,853千円増加しています。
また短期借入金が1,250,000千円、長期借入金が1,432,815千円と借入金が大幅に増加しています。
純資産の部
純資産の部では利益剰余金が855,640千円と前期末より197,263千円減少しています。
これは親会社株主に帰属する四半期純損失の計上や配当金の支払いによるものです。
ROAとROE
ROA(総資産経常利益率)は、前年同期が-0.7%だったのに対し、当期は-2.8%と大幅に悪化しています。
これは経常損失の計上による営業活動の低迷が主な要因です。
一方、ROE(自己資本当期純利益率)は前年同期-1.7%から当期-10.0%と大幅に悪化しています。これは親会社株主に帰属する四半期純損失の計上によるものです。
キャッシュフロー
当第1四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは88,624千円のマイナス、投資活動によるキャッシュ・フローは214,766千円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは736,371千円のプラスとなっています。
配当の支払額
2024年3月26日開催の定時株主総会において、2023年12月期の期末配当を1株当たり18円と決議しました。配当総額は53,559千円となりました。
今後の展望
株式会社リベルタは、2030年12月期に売上高300億円、経常利益20億円を目標とした中期経営計画を発表しています。
その実現に向け、新商品の開発や販路の拡大、M&Aなど攻めの経営を展開していく方針です。
特に化粧品やトイレタリー、機能衣料分野での競争力強化が重要となってきています。
編集部のまとめ
株式会社リベルタは、2024年1-3月期の連結決算で大幅な増収となりましたが、営業・経常損失を計上する結果に。
利益率の低下や借入金の増加など課題も見られますが、中期的な成長に向けたさまざまな取り組みを強化していく方針です。
今後の業績動向に注目が集まると言えそうです。
株式会社リベルタの決算日や配当についてまとめました。
株式会社リベルタの決算日は12月31日で、年4回の四半期決算を実施しています。
2023年12月期の期末配当は1株当たり18円と決定されました。今後の業績拡大に期待が集まっている企業といえるでしょう。