株式会社タカショーの第45期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社タカショーの2024年1月期第1四半期決算が発表されました。創業からおよそ45年を経て、日本を代表するガーデン・エクステリア企業として着実な成長を遂げてきた同社の決算内容を分析していきましょう。

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企業情報

企業名: 株式会社タカショー
証券コード: E02888
決算期: 1月期

株式会社タカショーの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社タカショーは、1月20日が決算日となっております。年に4回四半期決算を発表し、次のスケジュールで情報を開示しています。
第1四半期: 1月21日~4月20日
第2四半期: 4月21日~7月20日
第3四半期: 7月21日~10月20日
第4四半期: 10月21日~1月20日

主な事業

株式会社タカショーは、ガーデン・エクステリア市場のリーディングカンパニーとして、庭や外構のトータルデザイン提案を行っています。
主力事業である「プロユース事業」では、法人向けに庭の設計・施工提案を行い、「ホームユース事業」では家庭用のガーデニング用品を販売しています。
また、中国やアメリカ、ヨーロッパなどへの海外展開にも注力しており、グローバルな事業展開を行っています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は、売上高が5,288百万円と前年同期比で5.6%の減少となりました。営業損失は134百万円となりましたが、為替差益の計上などにより、経常利益は69百万円と前年同期比で27.2%の減少にとどまりました。
今期は、住宅着工数の減少などの影響を受けて減収となりましたが、非住宅分野の販売強化や海外事業の成長などにより、相応の収益確保を果たしています。

売上・利益の推移

過去3年の売上高と営業利益の推移をみると、2023年1月期は売上高19,411百万円、営業利益253百万円と過去最高の業績となりました。
ただし、当第1四半期は住宅着工の減少などの影響から、売上高が前年同期比で5.6%減少し、営業損失に転じる厳しい結果となっています。
今後は、非住宅分野の開拓や、海外事業の拡大などで業績回復を目指す方針です。

四半期連結貸借対照表について

当第1四半期末の総資産は、前期末比で2,061百万円増加し、25,196百万円となりました。

資産の部

流動資産は前期末比で1,840百万円増加し、16,516百万円となりました。これは現金及び預金が701百万円増加したことや、受取手形、売掛金及び契約資産が1,041百万円増加したことなどが主な要因です。固定資産も221百万円増加し、8,679百万円となっています。

負債の部

流動負債は前期末比で1,903百万円増加し、11,409百万円となりました。これは支払手形及び買掛金が722百万円増加したことや、短期借入金が1,202百万円増加したことなどが主な要因です。固定負債は22百万円減少し、1,107百万円となっています。

純資産の部

純資産合計は前期末比で180百万円増加し、12,679百万円となりました。利益剰余金が101百万円減少した一方で、その他の包括利益累計額が274百万円増加したことが主な要因です。

ROAとROE

株式会社タカショーのROAは過去3年間で1.1%~1.2%で推移しています。また、ROEは4.7%~5.4%となっています。
ROAは低めですが、ROEは業界平均並みの水準を維持しており、一定の収益性を確保できている企業だと言えます。今後、生産性の向上や、非住宅分野の強化などで、さらなる業績改善が期待されます。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナス141百万円、投資活動によるキャッシュ・フローがマイナス122百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが942百万円となりました。
全体としてキャッシュ・ポジションは改善しており、4,497百万円の現金及び預金を確保しています。今後も安定した財務基盤を維持しながら、戦略的な投資を行っていくことが期待されます。

配当の支払額

株式会社タカショーは、年間の配当金として5円を支払う予定です。前期は23円の配当でしたが、今期は減配となりました。
これは、一時的な業績悪化を背景としたものですが、中長期的な成長戦略の遂行にも一定の配慮がなされており、株主還元と事業投資のバランスが取れた配当政策だと評価できます。

今後の展望

株式会社タカショーは、今後の成長戦略として、プロユース事業の非住宅分野の強化と、海外事業の拡大に注力していく方針です。
国内では、DX化を進め、リアルとネットのハイブリッド販売を推進することで、ブランドイメージの向上と生産性向上を目指します。
海外では、特に米国とヨーロッパでの事業拡大に力を入れ、新製品投入や新規取引先開拓などを通じた売上拡大を目指します。

編集部のまとめ

今回の決算では、住宅着工の減少など一時的な要因から、減収減益となりました。しかしながら、非住宅分野やe-コマース、海外事業など、成長分野への取り組みが着実に進んでおり、中長期的な視点では、業績拡大への期待が持てる企業だと評価できます。
国内では、DXを活用した新しいビジネスモデルの構築にも取り組んでおり、ガーデン・エクステリア市場での圧倒的な地位をさらに強固にしていくことが期待されます。

株式会社タカショーの決算日や配当についてまとめました。

株式会社タカショーの決算日は1月20日で、年に4回四半期決算を行っています。
配当金は、今期は1株当たり5円を予定しており、前期から減配となっています。しかし、中長期的な事業投資とのバランスを取った配当政策であると評価できます。

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