株式会社システム ディの第43期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社システム ディの2024年2月期第2四半期決算が発表されました。売上高は2,386,240千円、前年同期比1.7%減と若干減少しましたが、主力のパッケージソフトの販売が順調に推移しています。また経常利益は513,190千円で前年同期比6.9%減となり、利益面でも計画を下回りましたが、全体としては健全な業績と言えるでしょう。

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企業情報

企業名: 株式会社システム ディ
証券コード: 38040
決算期: 2024年10月期

株式会社システム ディの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社システム ディの決算日は10月31日です。通常第2四半期の業績は2月1日から4月30日の期間になります。

主な事業

株式会社システム ディは、業種・業務に特化したパッケージソフトウェアを中心に事業を展開しています。主力製品には学校法人向けの「キャンパスプラン」シリーズ、スポーツ・健康施設向けの「Hello EX」、文化施設向けの「Hello Fun」、公立小中高校向けの「School Engine」など、顧客のニーズに合わせたソリューションを提供しています。また、AI活用のコンサルティングやソフトウェア受託開発などの事業も手がけています。

今期の業績と利益率は?

2024年2月期第2四半期は、売上高2,386,240千円営業利益512,749千円経常利益513,190千円親会社株主に帰属する四半期純利益342,490千円と、前年同期比で売上高は1.7%減、利益面でも若干減少しましたが、全体としては健全な業績といえます。利益率も経常利益率21.5%、親会社株主に帰属する四半期純利益率は14.4%と高水準を維持しています。

売上・利益の推移

株式会社システム ディの売上高は、前期の4,736,844千円から当期第2四半期で2,386,240千円と減少しました。一方、利益面では前期の経常利益632,700千円から当期第2四半期で513,190千円と減少しています。売上高が減少したものの、利益率が高いことから利益水準は健闘していると評価できるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

2024年4月30日時点の株式会社システム ディの連結貸借対照表をみると、総資産は6,714,546千円で前期末から468,923千円増加しています。これは主に現金及び預金の増加や自社開発パッケージソフトの増加によるものです。一方、負債は2,417,193千円で前期末から265,062千円増加しています。これは前受収益の増加などによるものです。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が2,080,379千円と大幅に増加しています。また自社開発のパッケージソフトウェアも881,410千円と大きく増加しました。一方で受取手形、売掛金及び契約資産が614,698千円と減少しています。

負債の部

負債の部では、前受収益が1,168,531千円と大幅に増加しました。また賞与引当金も73,095千円増加しています。一方で支払手形及び買掛金は147,044千円と減少しました。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が3,319,574千円203,860千円増加しています。自己資本比率は64.0%と高水準を維持しています。

ROAとROE

株式会社システム ディのROA(総資産経常利益率)は7.6%、ROE(自己資本当期純利益率)は8.0%となっています。両指標とも高い水準を維持しており、経営の健全性が高いことがわかります。今後も安定的な収益を上げていくことが期待されます。

キャッシュフロー

当第2四半期連結累計期間のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローが1,304,757千円の増加、投資活動によるキャッシュフローが205,189千円の減少、財務活動によるキャッシュフローが206,670千円の減少となりました。現金及び現金同等物の期末残高は2,080,379千円と前期末から大幅に増加しています。

配当の支払額

株式会社システム ディは2024年1月30日に行われた定時株主総会において、1株当たり23円の期末配当を決議しました。この配当金の総額は147,263千円となっています。同社は株主還元を重視しており、今後も安定的な配当を継続していくことが期待されます。

今後の展望

株式会社システム ディは、自社開発のパッケージソフトを中心に事業を展開しており、特に学校向けや公共施設向けのソリューションが高い評価を得ています。今後もこれらの強みを活かしながら、クラウドサービスの拡大など新しい取り組みにも注力していく方針です。また、AI活用のコンサルティングなども強化していく予定で、さらなる成長が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社システム ディの2024年2月期第2四半期決算では、売上高は減少したものの、高い収益性を維持しています。また財務体質も健全で、キャッシュフローも良好です。さらに、主力製品の販売が順調に推移するなど、今後の成長が期待できる企業といえます。引き続き、自社開発パッケージソフトの拡大や新規事業の展開に注目していきましょう。

株式会社システム ディの決算日や配当についてまとめました。

株式会社システム ディの決算日は10月31日で、第2四半期の期間は2月1日から4月30日です。また、同社は2024年1月の定時株主総会で1株当たり23円の期末配当を決議しました。株主還元を重視する同社の姿勢が窺えます。今後も安定した配当を継続していくことが期待されます。

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