ギグワークス株式会社の2023年11月1日から2024年4月30日までの第2四半期決算が発表されました。
企業情報
企業名: ギグワークス株式会社
証券コード: 23750
決算期: 第48期第2四半期(2023年11月1日~2024年4月30日)
ギグワークス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
ギグワークス株式会社は11月1日から10月31日までの決算期を採用しており、第2四半期決算は4月30日に締め切られています。
主な事業
ギグワークス株式会社は、「日本一のギグ・エコノミーのプラットフォーマーになり、労働市場に革命を起こす」というビジョンのもと、オンデマンドエコノミー事業、デジタルマーケティング事業、システムソリューション事業、シェアリングエコノミー事業などを展開しています。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高が130億41百万円、営業利益は1億84百万円となりました。前年同期と比べて売上高は3.8%減少しましたが、営業利益は564.7%も大幅に増加しています。
売上・利益の推移
ギグワークス株式会社の売上高は過去2年間で13,552百万円から13,041百万円へと減少傾向にありますが、一方で営業利益は27百万円から184百万円と大きく伸びています。これは、コストコントロールの徹底や収益性の高い事業が成長したことによります。
四半期連結貸借対照表について
ギグワークス株式会社の四半期連結貸借対照表は、前連結会計年度末と比較して健全な水準を維持しています。
資産の部
流動資産は63億91百万円で、前連結会計年度末から2.7%増加しました。一方、固定資産は28億87百万円で2.7%減少しています。総資産は92億86百万円と1.0%増加しました。
負債の部
流動負債は47億56百万円で1.6%増加、固定負債は11億79百万円で16.7%減少しています。負債合計は59億36百万円と2.6%減少しました。
純資産の部
純資産合計は33億49百万円で8.2%増加し、自己資本比率は32.5%から34.8%に上昇しています。
ROAとROE
ギグワークス株式会社のROAは1.9%、ROEは2.0%となっています。前年同期と比べそれぞれ0.7ポイント、0.6ポイント上昇しており、収益性の改善が進んでいることが分かります。
キャッシュフロー
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが3億82百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが1億95百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが2億10百万円の支出となりました。現金及び現金同等物の期末残高は27億30百万円となっています。
配当の支払額
ギグワークス株式会社は、第2四半期連結累計期間において1株当たり4円の配当を実施しています。前年同期の8円に比べ減少していますが、安定した配当を維持しています。
今後の展望
ギグワークス株式会社は、ITに精通した登録ギグワーカーによるオンデマンドエコノミー事業、日本直販・悠遊生活ブランドでの総合通販を主体としたデジタルマーケティング事業、ITエンジニアによるシステム開発を主体としたシステムソリューション事業、主に起業家や個人事業主支援を目的にしたシェアリングエコノミー事業など、事業領域の拡大と収益力強化に積極的に取り組んでいきます。
編集部のまとめ
ギグワークス株式会社の第2四半期決算は概ね良好な業績となりました。売上高は減少したものの、コストコントロールの徹底や収益性の高い事業の伸長により、営業利益は大幅に増加しています。財務状況も健全で、配当も安定して実施されています。今後はオンデマンドエコノミーやデジタルマーケティング、シェアリングエコノミーなどの成長分野に注力し、企業価値の向上につなげていくことが期待されます。
ギグワークス株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ギグワークス株式会社の決算日は11月1日から10月31日までの1年間で、第2四半期決算は4月30日に締め切られています。また、当期の配当は1株当たり4円と前年同期比で減少しましたが、引き続き安定した配当を実施しています。今後の更なる成長が期待されるギグワークス株式会社に注目していきましょう。