株式会社石井表記の第52期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

印刷・事務機器関連
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社石井表記の決算報告書が公開されました。主に電子機器部品製造装置やディスプレイ、電子部品の製造・販売事業を展開する同社の業績をみていきましょう。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社石井表記
証券コード: 63360
決算期: [2024年1月31日]

株式会社石井表記の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社石井表記の決算日は1月31日で、四半期決算は2月、5月、8月、11月に行われています。

主な事業

株式会社石井表記は、プリント基板や液晶パネル製造用の各種製造装置、電子部品実装装置の製造・販売を主な事業としています。
さらに自動車向け印刷製品や工作機械・産業用機械向けの操作パネルの製造・販売も手掛けています。
幅広い電子機器部品関連の製品を取り扱う総合メーカーです。

今期の業績と利益率は?

当期の売上高は31.9億円と前年同期比で33.1%減となりました。
営業利益は5,000万円、経常利益は1億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は75百万円と、いずれも前年同期を大幅に下回りました。
利益率も悪化し、営業利益率は1.6%、経常利益率は3.1%となっています。

売上・利益の推移

過去3年の売上高は47.6億円→40.5億円→31.9億円と、年々減少してきています。
利益面でも経常利益は5.9億円→1.1億円→1.0億円と大幅に減少傾向にあります。
その背景には、主力のプリント基板や液晶関連事業の需要低迷などが影響していると考えられます。

四半期連結貸借対照表について

資産合計は166.9億円で前期末比0.1%増加しました。
負債合計は78.4億円で前期末比1.9%減少しています。
株主資本は88.5億円と前期末比2.0%増加し、自己資本比率も53.0%と健全な水準を維持しています。

資産の部

流動資産は109.8億円で、現金及び預金が38.9億円、受取手形及び売掛金が39.3億円となっています。
固定資産は57.1億円で、有形固定資産が51.1億円を占めています。

負債の部

流動負債は54.5億円で、短期借入金が22.2億円、支払手形及び買掛金が15.0億円となっています。
固定負債は23.9億円で、長期借入金が9.4億円となっています。

純資産の部

純資産合計は88.5億円で、利益剰余金が66.2億円となっています。
自己資本比率は53.0%と良好な水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは前期の3.3%から当期1.9%に低下しました。
一方でROEは前期の5.2%から当期3.0%と低下しています。
これは売上の減少や営業利益の大幅な減少が影響しており、収益性の悪化が見られます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュフローは2.6億円の収入となり、前年同期比では減少しています。
投資活動によるキャッシュフローは1.2億円の支出、財務活動によるキャッシュフローは0.7億円の支出となりました。
全体としては2.0億円の増加となり、現金及び預金残高は38.9億円となっています。

配当の支払額

当期は1株当たり配当金を15円として、総額1.2億円の配当を実施しました。
前期の1株当たり配当金10円と比べ5円増配となっています。

今後の展望

当期は全体的に需要が減少し、業績も悪化する結果となりました。
今後は、主力製品の売上回復に加え、新たな需要の開拓や収益性の向上に向けた取り組みが重要になると考えられます。
株主還元面では、配当性向を考慮しながらも、安定的な配当の継続を目指していく方針のようです。

編集部のまとめ

今期の株式会社石井表記の決算は、主力事業の需要低迷から大幅な減収・減益となりました。
ただし財務体質は健全で、配当も増額されるなど、株主還元は前向きに行われています。
今後は新製品開発や事業の多角化、コスト削減などに取り組み、業績の回復と持続的な成長を目指していくことが期待されます。

株式会社石井表記の決算日や配当についてまとめました。

株式会社石井表記の決算日は1月31日で、四半期決算は2月、5月、8月、11月に行われています。
当期は1株当たり配当金を15円とし、総額1.2億円の配当を実施しました。前期の10円から5円増配となっており、株主還元に前向きな姿勢がうかがえます。

タイトルとURLをコピーしました