株式会社アイルの第34期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

インターネット
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社アイルは、今期も大変好調な決算を発表しました。売上高12,869,659千円と前年同期比10.3%の増加を達成し、経常利益3,284,707千円と23.5%の増益となりました。特に、自社開発のソフトウェアの販売好調が大きく貢献しています。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社アイル
証券コード: E05705
決算期: 2023年8月1日~2024年7月31日

株式会社アイルの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社アイルの決算日は7月31日で、第3四半期決算は2024年4月30日に行われています。決算発表では、四半期ごとに業績を公表しており、株主の皆様に経営状況を適切に開示しています。

主な事業

株式会社アイルは、ITの有効活用が必要な中堅・中小企業向けのソフトウェアやシステムの開発・販売を行っています。主力製品のパッケージソフトウェア「アラジンオフィス」は、様々な業種に導入されており、顧客の課題解決に貢献しています。また、ネットショップ向けのクラウドサービス「CROSS MALL」や「CROSS POINT」の提供など、Webソリューションも手がけています。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は大変好調で、売上高12,869,659千円営業利益3,266,980千円と前年同期比で大幅な増収増益となりました。利益率も高水準を維持しており、経常利益率25.5%と極めて健全な経営状態です。この背景には、自社ソフトウェアの販売好調や製販一体体制の効果などが挙げられます。

売上・利益の推移

過去3年の売上高・利益の推移を見ると、売上高は着実に増加しており、経常利益も年々増益を続けています。これは、顧客ニーズに合った製品開発や積極的な営業活動、生産性向上の取り組みが奏功した結果と言えるでしょう。今後も同様のトレンドが続くことが期待されます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社アイルの四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は13,624,179千円と前期末から1,508,851千円増加しています。この増加の主な要因は、現金及び預金が676,397千円増加したことなどが挙げられます。一方で、負債は4,629,797千円と前期末から254,885千円増加しています。

資産の部

資産の部では、流動資産が10,847,239千円と前期末から1,172,106千円増加しています。これは主に、現金及び預金と受取手形、売掛金及び契約資産の増加によるものです。固定資産は2,776,939千円と336,745千円増加しており、ソフトウェア仮勘定の増加などが要因です。

負債の部

負債の部では、流動負債が2,674,146千円と前期末から127,534千円増加しています。これは主に、賞与引当金の増加によるものです。固定負債は1,955,651千円と127,351千円増加しており、退職給付に係る負債の増加などが要因です。

純資産の部

純資産の部では、8,994,381千円と前期末から1,253,965千円増加しています。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加によるものです。自己資本比率は66.0%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

株式会社アイルのROA(総資産利益率)は16.0%、ROE(自己資本利益率)は24.3%となっています。これらの指標は前年同期と比べて改善しており、効率的な資産運用と高い収益性を示しています。同業他社と比べても高い水準にあり、株主価値の向上に貢献していると評価できます。

キャッシュフロー

キャッシュ・フローの状況を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは2,652,644千円のプラスとなっています。これは、税金等調整前四半期純利益の計上や売上債権の増加などによるものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは△294,487千円のマイナスとなっており、ソフトウェア仮勘定への投資などが主な要因です。財務活動によるキャッシュ・フローは△1,681,760千円のマイナスとなっており、配当金の支払いが主な要因です。全体としては、現金及び現金同等物が676,397千円増加しており、健全なキャッシュ・フロー状況が維持されています。

配当の支払額

株式会社アイルは、株主の皆様への利益還元を重視しており、2023年10月26日の定時株主総会で1株当たり20円の中間配当を行いました。また、2024年3月7日の取締役会で1株当たり16円の期末配当を決議しています。この結果、年間配当金は36円となり、前期の配当金34円から増加しました。今後も安定的な配当の実施が期待されます。

今後の展望

株式会社アイルは、DXを中心とした情報システム投資の活況を背景に、自社開発商品の強化や新サービスの投入など、積極的な事業展開を行っています。特に、クラウドサービスの「CROSS MALL」や「CROSS POINT」は、ネット販売の需要拡大を捉えて今後の成長が期待されます。また、製販一体体制によるプロジェクト品質の向上にも注力しており、収益性の高い事業基盤の構築を目指しています。今後も中堅・中小企業のDX支援に注力し、持続的な成長が期待できる企業です。

編集部のまとめ

株式会社アイルは、IT活用による中堅・中小企業の経営課題解決に取り組む企業で、自社開発の高品質なソフトウェアの販売が好調に推移しています。今期も二桁増収増益を達成し、ROAやROEなどの収益性指標も高水準を維持しています。今後もDXニーズの取り込みや新サービスの投入など、成長戦略を着実に推進することが期待されます。株主還元も充実しており、株式投資家にとっても注目の企業と言えるでしょう。

株式会社アイルの決算日や配当についてまとめました。

株式会社アイルの決算日は7月31日で、第3四半期決算は4月30日に行われています。今期の配当金は年間36円と前期から増加しており、株主還元にも力を入れています。今後も業績拡大と株主還元の充実が期待できる企業です。

タイトルとURLをコピーしました