スバル興業株式会社の第111期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

スバル興業株式会社の2024年2月期第1四半期決算が発表されました。売上高は80億6,258万円と前年同期比3.8%の増加となり、順調な滑り出しです。営業利益は15億5,154万円で前年同期比5.0%の減益ながら、依然として高い水準を維持しています。

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企業情報

企業名: スバル興業株式会社
証券コード: 96320
決算期: 2月期

スバル興業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

スバル興業株式会社の決算日は1月31日で、決算発表は翌年6月に行われます。第1四半期は2月1日から4月30日までの3ヶ月間となっています。

主な事業

スバル興業株式会社は、道路関連事業、レジャー事業、不動産事業の3つのセグメントで事業を展開しています。道路関連事業が全売上高の約92%を占める主力事業で、道路舗装工事や道路清掃、維持管理などを手掛けています。
レジャー事業では飲食店の運営やマリーナの管理運営、不動産事業では自社ビルの賃貸を行っています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の営業利益率は19.3%と高水準を維持しています。これは道路関連事業の採算性が良好であることに加え、マリーナ事業の収益性も寄与したためです。
一方で、人件費や原材料費の上昇などの影響を受け、前年同期比では減益となっています。

売上・利益の推移

売上高は前年同期比で3.8%増加し、過去最高水準を更新しました。これは道路関連事業の着実な受注と、不動産事業の収益が堅調に推移したことが主な要因です。
利益面では、営業利益が前年同期比5.0%減となりましたが、依然として高水準を維持しています。

四半期連結貸借対照表について

スバル興業の資産合計は388億9,170万円と、前期末から8,516万円増加しました。現金及び預金が31億8,918万円増加したのが主な要因です。
一方、負債合計は48億6,416万円と前期末から2億9,546万円減少しました。支払手形及び買掛金、未払法人税等の減少が主な原因です。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が大幅に増加し、15億4,158万円となっています。一方で、受取手形、売掛金及び契約資産が34億7,007万円減少しています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が4億3,871万円減少し、未払法人税等が1億8,680万円減少しています。賞与引当金は1億8,927万円増加しました。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が3億8,114万円増加し、335億4,500万円となっています。自己資本比率は87.2%と高い水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは期首の総資産に対する当期純利益の割合を示す指標です。スバル興業は前期実績の8.5%から当四半期では7.7%に低下しています。一方でROEは前期15.5%から12.1%と改善しています。これは自己資本が増加したことにより株主資本利益率が高まったためです。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュフローは13億1,398万円の収入となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益と減価償却費の計上によるものです。一方で投資活動によるキャッシュフローは4億2,991万円の支出となり、これは主に有形固定資産の取得によるものです。

配当の支払額

スバル興業は年間配当金を270円(うち特別配当140円)としており、前期比20円増加しました。1株当たり四半期純利益は83円58銭で、配当性向は41.7%となっています。

今後の展望

スバル興業は2024年1月期を最終年度とする3カ年計画「中期経営戦略2022-2025 TRY!2025」の下で、各事業の更なる成長を目指しています。
特に主力の道路関連事業では防災・減災、国土強靭化対策の推進により、公共投資が底堅く推移することが期待されます。また、不動産事業では新たな賃貸物件の取得を進めるなど、収益基盤の拡大に取り組む方針です。

編集部のまとめ

スバル興業は2024年2月期第1四半期において、売上高は前年同期比増加し、高水準の営業利益率を維持しています。
道路関連事業の受注が好調な中、不動産事業の寄与も大きく、連結ベースでも売上高、営業利益ともに増加基調にあると言えるでしょう。
今後はコスト上昇への対応が課題となりますが、事業基盤が堅実であり、中期的には着実な業績拡大が期待できそうです。

スバル興業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

スバル興業の決算日は1月31日で、第1四半期は2月1日から4月30日までの3ヶ月間です。年間配当金は270円と前期比20円増加しました。配当性向は41.7%となっています。今後も安定した収益基盤を背景に、株主還元の強化が期待されます。

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