株式会社Casaの第12期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
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株式会社Casaの2024年2月期第1四半期決算が発表されました。売上高が2,995,339千円と前年同期に比べ9.9%増加しており、順調に業績を伸ばしていることがわかりました。また、経常損失は333,951千円と前年同期より増加しているものの、不動産賃貸市場での事業展開を積極的に行っていることが伺えます。

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企業情報

企業名: 株式会社Casa
証券コード: 71960
決算期: 2024年1月期

株式会社Casaの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社Casaの決算日は1月31日で、毎年2月頃に第4四半期決算、6月頃に年間決算の発表を行っています。

主な事業

株式会社Casaは、不動産賃貸市場において家賃保証や入居者管理サービスなどを提供しています。家賃保証サービスを中心に、孤独死保険やアプリなどのサービス展開を通じて、不動産管理会社や自主管理オーナーの業務効率化をサポートしています。近年ではひとり親家庭の支援にも力を入れていることがわかります。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の売上高は2,995,339千円で前年同期比9.9%増加しています。一方で、経常損失は333,951千円と前年同期より大幅に拡大しました。これは販売費及び一般管理費の増加や貸倒引当金繰入額の増加などが影響したものと考えられます。利益面では課題も残されていますが、売上高の伸長は評価できるでしょう。

売上・利益の推移

過去1年間の売上高は11,224,085千円、経常利益は965,869千円となっています。売上高は堅調に推移しているものの、経常利益は第1四半期の状況を考えると、前期実績を下回る可能性もあります。引き続き業績改善に向けた取り組みが重要となるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

当第1四半期末の総資産は15,092,611千円で、前期末から315,724千円増加しています。主な増加要因は売掛金及び契約資産、未収入金の増加などです。一方で負債合計は8,377,861千円と836,183千円増加しており、前受金の増加が主な要因となっています。純資産は6,714,750千円と520,459千円減少しています。

資産の部

流動資産は7,737,524千円で前期末から92,493千円増加しています。固定資産は7,355,086千円と223,230千円増加しており、繰延税金資産の増加が主な要因です。総資産に占める流動資産と固定資産の割合は、それぞれ51.3%と48.7%となっています。

負債の部

流動負債は8,211,087千円と840,848千円増加しており、前受金の増加が主因です。固定負債は166,774千円とほぼ横ばいで推移しています。総負債に占める流動負債と固定負債の割合は、それぞれ98.0%と2.0%となっています。

純資産の部

純資産合計は6,714,750千円と520,459千円減少しています。この減少の主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上と配当金の支払いによるものです。自己資本比率は44.5%となっています。

ROAとROE

ROAは前期実績で6.9%となっています。一方でROEは8.4%となっています。両指標とも前期より低下しており、収益性の改善が課題となっている状況がうかがえます。今後の事業展開によってROAやROEの改善が期待されます。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローの状況については詳細な情報が開示されていませんが、前期実績では営業活動によるキャッシュ・フローが1,250,729千円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが1,113,118千円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが730,877千円のマイナスとなっています。今後の成長投資やキャッシュマネジメントに注目が集まるでしょう。

配当の支払額

当第1四半期では1株当たり30円の配当金を実施しており、年間配当予想は1株当たり60円となっています。前期の実績配当金は1株当たり60円でしたので、現時点では配当は安定的に推移しているといえるでしょう。株主還元への取り組みを継続していくことが期待されます。

今後の展望

株式会社Casaは、不動産賃貸管理市場での事業拡大を目指しています。入居者管理アプリの提供や、ひとり親家庭への支援など、新たなサービスの展開にも力を入れていることから、今後の成長が期待できます。一方で、販売費及び一般管理費の増加などにより収益性は低下傾向にあるため、収益改善への取り組みが重要となってきます。株主還元の維持や、業績の持続的な向上に注目していきましょう。

編集部のまとめ

株式会社Casaは、不動産賃貸管理市場におけるサービスの提供を通じて着実に事業を拡大している企業といえます。当第1四半期の業績では、売上高は増加したものの、利益面では課題も残されています。今後の収益性改善に向けた取り組みに期待が高まるでしょう。また、株主還元についても安定的に推移しており、株主の期待にも応えられるよう経営に注力していくことが重要です。

株式会社Casaの決算日や配当についてまとめました。

株式会社Casaの決算日は1月31日で、毎年2月頃に第4四半期決算、6月頃に年間決算の発表を行っています。当期の配当は1株当たり60円を予想しており、前期実績と同水準の配当を維持する見込みです。今後も株主還元に配慮しつつ、収益性の改善にも努めていくことが期待されます。

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