ラクスル株式会社の第15期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

ラクスル株式会社(E33966)の2023年8月1日から2024年4月30日までの第3四半期決算が発表されました。売上高は37,557百万円と前年同期比24.7%増となり、経常利益1,869百万円と前年同期比73.7%増と大幅に増加しました。新規会社の買収などによりサービス領域の拡大を進めており、今後の成長に期待が高まっています。

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企業情報

企業名: ラクスル株式会社
証券コード: E33966
決算期: 7月31日

ラクスル株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ラクスル株式会社の決算期は7月31日で、年4回の四半期決算を行っています。この四半期決算報告は2023年8月1日~2024年4月30日の第3四半期の業績となります。

主な事業

ラクスル株式会社は、「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」というビジョンのもと、主に印刷・集客支援の統合バーティカルプラットフォーム「ラクスル」とテレビCM・動画広告の統合バーティカルプラットフォーム「ノバセル」を運営しています。ECサイトでの印刷商品の販売やテレビCM・動画広告の提供を行っているほか、最近ではM&Aを積極的に活用し事業領域を拡大しています。

今期の業績と利益率は?

第3四半期の業績は売上高37,557百万円営業利益2,189百万円経常利益1,869百万円親会社株主に帰属する四半期純利益2,104百万円と大幅な増加となりました。この結果、営業利益率5.8%経常利益率5.0%純利益率5.6%と、各指標ともに高い水準を維持しています。

売上・利益の推移

ラクスル株式会社は過去3年間、着実に売上高、利益ともに増加してきました。売上高は前年同期比24.7%増の37,557百万円経常利益は前年同期比73.7%増の1,869百万円となりました。これは、M&Aによる事業拡大や既存サービスの伸長などが寄与したためです。今後も中長期的に安定した成長が期待できる企業といえるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

ラクスル株式会社の2024年4月30日時点の総資産は42,639百万円と、前期末から9,974百万円増加しました。これは主にのれんの増加2,597百万円投資有価証券の増加2,193百万円などによるものです。
負債合計は27,051百万円で、前期末から8,295百万円増加しました。これは主に一年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債の増加5,005百万円などによるものです。
純資産は15,587百万円で、前期末から1,678百万円増加しました。

資産の部

資産の部では現金及び預金が18,584百万円と前期末から3,939百万円増加しています。また、のれんが6,810百万円2,597百万円増加しているほか、投資有価証券が7,219百万円2,193百万円増加しました。これはM&Aによる企業買収の影響です。

負債の部

負債の部では、一年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債が5,005百万円と増加しました。また、短期借入金が2,350百万円、長期借入金が7,591百万円とそれぞれ増加しています。これは事業拡大に伴う資金調達の影響です。

純資産の部

純資産の部では、親会社株主に帰属する四半期純利益が2,104百万円計上されたことで、利益剰余金が3,645百万円となりました。また、自己株式の取得により700百万円減少しています。

ROAとROE

ラクスル株式会社のROA(総資産経常利益率)は4.4%となっています。ROEは13.5%と高い水準を維持しています。これは、経常利益の増加に加え、M&Aによる事業拡大で総資産が増加したことで、ROAは低下傾向にあるものの、自己資本も増加しており、ROEは高い水準を維持できているためです。今後もこの水準を維持できると期待されています。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間においてキャッシュ・フロー計算書は作成されていないため、詳細な情報は開示されていません。ただし、前述のとおり現金及び預金が増加していることから、営業活動によるキャッシュ・フローが黒字基調にあると推測できます。今後の事業拡大に向けたM&Aや設備投資などへの活用が期待されます。

配当の支払額

ラクスル株式会社は当第3四半期連結累計期間において配当を行っていません。成長投資に資金を充当する方針のため、当面は内部留保の充実を優先しつつ、株主還元については検討していくと考えられます。

今後の展望

ラクスル株式会社は、中期財務ポリシーに基づき、既存事業のさらなる成長と、M&Aを通じた新たな事業領域への展開を進めていく方針です。特に、ラクスル事業では生産能力の強化ノバセル事業では動画広告サービスの拡充に注力し、顧客価値の向上を図っていきます。今後も安定的な成長と収益力の向上が期待できるでしょう。

編集部のまとめ

ラクスル株式会社は、既存事業の強化とM&Aによる新事業展開を通じて、中期的な売上高と利益の拡大を目指しています。第3四半期の業績は好調で、顧客基盤の拡大と収益力の向上により、今後の成長が期待されます。株主還元については現時点では内部留保の充実を優先していますが、事業の成熟化に合わせて配当政策の検討も見据えられます。ラクスル株式会社は印刷・広告領域で存在感を高めつつある企業として注目に値します。

ラクスル株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ラクスル株式会社の決算期は7月31日で、第3四半期決算を発表しました。この期間の業績は好調で、売上高、利益ともに大幅な増加を達成しています。一方、配当については当期は行っていませんが、今後の事業の成長に応じて株主還元の検討も予想されます。今後の更なる業績拡大が期待できる企業といえるでしょう。

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