この度、株式会社カラダノートが発表した最新の四半期決算報告を見てみました。同社は、家族の健康を支え笑顔をふやすことを目指してファミリーデータプラットフォーム事業を展開しており、この度の四半期では好調な業績を報告しています。
企業情報
企業名: 株式会社カラダノート
証券コード: E35989
決算期: 2023年8月1日~2024年7月31日
株式会社カラダノートの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社カラダノートの決算日は7月31日で、四半期決算の発表時期は6月14日となっています。
主な事業
株式会社カラダノートは、ファミリーデータプラットフォーム事業を展開しています。具体的には、家族の健康や生活に役立つサービスを提供しており、金融関連や生活必需品の領域から家族の課題解決に取り組んでいます。また、企業向けのライフイベントマーケティングサービスも手掛けています。
今期の業績と利益率は?
当四半期では売上高1,754,106千円と前年同期比で15.5%の増加を果たしました。費用面では先行投資を行ったものの、営業利益57,195千円、経常利益62,596千円、四半期純利益59,277千円と黒字を確保しています。
売上・利益の推移
同社の売上高は順調に増加傾向にあり、前年同期比15.5%の増加となりました。また、経常利益・当期純利益も黒字化しており、収益性の向上が見られます。これは、ストック型ビジネスの契約者数拡大やフロー型ビジネスの好調な推移によるものです。
四半期連結貸借対照表について
株式会社カラダノートの四半期連結貸借対照表を見てみると、資産総額は1,029,989千円となっています。負債総額は732,953千円、純資産は297,036千円となっています。
資産の部
資産の部では、流動資産が960,186千円と減少傾向にあります。一方、固定資産は69,803千円と増加しており、ストック型ビジネスへの投資が進んでいるようです。
負債の部
負債の部では、流動負債が502,749千円、固定負債が230,203千円となっています。借入金の返済などにより負債総額は減少傾向にあります。
純資産の部
純資産の部では、資本金が58,095千円、資本剰余金が428,491千円、利益剰余金が△95,902千円となっています。無償減資により欠損金が解消されています。
ROAとROE
株式会社カラダノートのROAは5.8%、ROEは19.9%となっています。これらの指標は前年同期と比べ大幅に改善しており、収益性の向上が見られます。これは先行投資を進めつつも売上高が増加傾向にあり、利益確保に成功したことが要因と考えられます。
キャッシュフロー
当四半期のキャッシュフローでは、営業活動によるキャッシュフローがプラス59,532千円となっています。一方で、投資活動によるキャッシュフローはマイナスになっており、ストック型ビジネスへの先行投資が行われているものと考えられます。財務活動では借入金の返済などがあり、全体として現金及び現金同等物が減少しています。
配当の支払額
株式会社カラダノートは、現時点では配当を実施していません。今後の業績動向を見ながら、株主還元策の検討が期待されます。
今後の展望
株式会社カラダノートは、中長期的に事業の成長とビジョンの実現を目指しています。具体的には、家族に「安心」と「便利」を提供するべく、金融関連や生活必需品などの領域でサービス強化を進めています。また、ストック型ビジネスの契約者数拡大やフロー型ビジネスの受注好調を背景に、収益性の改善にも注力しています。
編集部のまとめ
今回の決算では、株式会社カラダノートが順調な業績を収めたことがわかりました。売上高、経常利益、当期純利益ともに増加し、収益性の改善も進んでいます。事業拡大に向けた投資を続けながらも、着実な成果を上げています。今後も家族の課題解決に向けた取り組みが期待されます。
株式会社カラダノートの決算日や配当についてまとめました。
株式会社カラダノートは決算日を7月31日とし、四半期決算の発表は6月14日に行っています。この度の四半期決算では、売上高、利益ともに増加し、収益性の改善も進んでいます。一方で、現時点では配当は行っていませんが、今後の業績動向を見ながら検討が期待されます。