株式会社イタミアートの最新の四半期決算報告書が公開されました!2024年2月1日から2024年4月30日までの第1四半期の業績が発表されたんです。
この企業は、SP商材の企画・制作・販売をメインの事業として展開している会社なのですが、この四半期の売上高は819,646千円と好調な結果が出ています。
経常利益も12,019千円と堅調に推移しているようですね。
企業情報
企業名: 株式会社イタミアート
証券コード: 168A0
決算期: 2月1日~1月31日
株式会社イタミアートの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社イタミアートの決算日は1月31日となっています。
今回の四半期報告書は、2024年2月1日から2024年4月30日までの第1四半期の業績が報告されたものです。
決算は年2回、2月1日から4月30日までの第1四半期と、5月1日から1月31日までの第2四半期に分かれています。
主な事業
株式会社イタミアートはSP(Sales Promotion)商材の企画・制作・販売を主な事業としています。
のぼり旗やバナー、ポスターなど、販促用の資材を幅広く手掛けている会社です。
その他にも冊子やうちわなどの新商品の開発にも力を入れているようです。
EC販売やインサイドセールスなどの販路拡大にも注力しており、法人企業向けの販促支援サービスが同社の強みになっています。
今期の業績と利益率は?
この四半期の売上高は819,646千円と前年同期比で増加しています。
また、経常利益は12,019千円と好調な数値が出ています。
売上総利益率は37.5%で、販売費及び一般管理費をコントロールできたことで、営業利益率は3.6%と健全な水準を維持できています。
今後も安定した収益基盤を築いていくことが期待されます。
売上・利益の推移
株式会社イタミアートは、コロナ禍で一時的に影響を受けましたが、販促ニーズの回復や新規顧客の開拓などにより、売上高と利益の回復が顕著になってきています。
特に前年同期と比べて、売上高が52.6%、経常利益が94.6%それぞれ増加しているのが特徴的です。
今後も、新しいサービスの開発や販路拡大などに注力していけば、さらなる業績拡大が期待できそうです。
四半期連結貸借対照表について
株式会社イタミアートは、四半期連結貸借対照表を作成しています。
この四半期末の総資産は3,524,159千円と前期末から大幅に増加しています。
これは主に、現金及び預金が623,533千円増加したことや、建設仮勘定が251,178千円増加したことが要因となっています。
資産の部
流動資産は1,600,574千円となっており、現金及び預金が大幅に増加しています。
固定資産は1,923,584千円で、建設仮勘定の増加が大きな要因です。
負債の部
負債合計は2,476,817千円と増加しています。
短期借入金が118,800千円、長期借入金が153,724千円それぞれ増加しています。
純資産の部
純資産は1,047,342千円となっており、前期末から626,254千円増加しています。
これは主に、公募増資により資本金と資本剰余金がそれぞれ309,120千円増加したことによります。
ROAとROE
株式会社イタミアートのROA(総資産利益率)は0.4%、ROE(自己資本利益率)は0.8%となっています。
ここ数年は業績が好調だったため、資産効率や収益性もさらに改善されてきているようです。
今回の公募増資により自己資本が大幅に増加したことで、ROEも上昇傾向にあります。今後の成長が期待されています。
キャッシュフロー
当四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが54,041千円のプラスとなっています。
一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは272,692千円のマイナスとなっており、これは主に有形固定資産の取得によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは842,184千円のプラスとなっており、公募増資や長期借入れによるものです。
全体としては623,533千円の現金及び預金の増加となりました。
配当の支払額
株式会社イタミアートは、配当を実施していません。
今後、業績の拡大と財務基盤の強化に努めていくとともに、株主への利益還元策についても検討していくことが期待されます。
今後の展望
株式会社イタミアートは、EC販売やインサイドセールスといった新しい販路開拓に取り組んでおり、今後も売上と収益の拡大が見込まれています。
また、新製品の開発や既存製品のラインナップの強化、さらには海外展開の検討など、様々な成長戦略を推進していく方針です。
これらの取り組みにより、中長期的な企業価値の向上と株主還元の実現を目指していくとしています。
編集部のまとめ
株式会社イタミアートの最新四半期決算は、売上高、利益ともに大幅な増加となり、非常に好調な業績となりました。
コロナ禍からの回復に加えて、新たな販路開拓や製品開発の成果が表れているものと言えるでしょう。
今後も持続的な成長を遂げるため、さらなる事業拡大と収益性の向上に取り組んでいくことが期待されます。
株式会社イタミアートの決算日や配当についてまとめました。
株式会社イタミアートの決算日は1月31日で、年2回の決算を行っています。
また、同社は現在のところ配当を実施していませんが、今後の業績拡大と株主還元策の検討が期待されます。
今回の四半期決算は非常に好調で、今後の同社の成長が期待されるところです。