株式会社笑美面(E38969)の2024年10月期第2四半期決算報告書が公開されました。介護・医療関連分野に特化したシニア関連サポート事業を行うこの企業は、老後の生活を支援するサービスを提供しています。今回の決算では、営業収益576,383千円、経常利益64,698千円、四半期純利益52,214千円と好調な業績を収めています。
企業情報
企業名: 株式会社笑美面
証券コード: E38969
決算期: 10月期
株式会社笑美面の決算日・決算時期(スケジュール）は？
株式会社笑美面の決算期は10月期で、第2四半期決算の期間は2023年11月1日~2024年4月30日となっています。
主な事業
株式会社笑美面は、介護・医療関連分野に特化したシニア関連サポート事業を行っています。高齢化社会に向けて、介護を必要とする高齢者やその家族の方々をサポートするサービスを提供しています。具体的には、「シニアホーム紹介サービス」と「シニアホーム運営コンサルティング」を主たる事業として展開しています。
今期の業績と利益率は？
第2四半期累計期間の業績は、営業収益576,383千円、営業利益65,988千円、経常利益64,698千円、四半期純利益52,214千円と好調な数値を収めています。売上高利益率は11.4%を示しています。
売上・利益の推移
前事業年度と比較して、第2四半期累計期間の営業収益は12.4%増加しており、伸長傾向にあります。また、経常利益は38.0%増加しており、着実に収益力を高めていることがうかがえます。
四半期連結貸借対照表について
当社は四半期連結財務諸表を作成していないため、単体の四半期貸借対照表について分析を行います。
資産の部
当第2四半期会計期間末の資産合計は928,307千円で、前事業年度末比で139,623千円増加しています。主な増加要因は、現金及び預金の36,171千円増加や売掛金の63,208千円増加などによるものです。
負債の部
当第2四半期会計期間末の負債合計は335,117千円で、前事業年度末比で10,822千円増加しています。主な増減要因は、未払金の9,238千円増加や未払費用の17,358千円増加などによるものです。
純資産の部
当第2四半期会計期間末の純資産合計は593,190千円で、前事業年度末比で128,801千円増加しています。これは主に東京証券取引所グロース市場への上場に伴う第三者割当増資により資本金及び資本剰余金がそれぞれ36,790千円増加したことや、四半期純利益52,214千円を計上したことによるものです。
ROAとROE
当社のROAは年率換算で14.3%、ROEは年率換算で22.3%となっており、前期と比べて大幅に改善しています。これは主に増収や収益性の向上によるものと考えられます。
キャッシュフロー
当第2四半期累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが17,975千円の減少、投資活動によるキャッシュ・フローが15,430千円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローが69,577千円の増加となっています。財務活動における株式の発行による収入が大きく寄与しており、全体として36,171千円の増加となっています。
配当の支払額
当第2四半期累計期間において、配当は実施されておりません。成長フェーズにあるため、内部留保の活用に注力しているものと考えられます。
今後の展望
株式会社笑美面は、高齢化社会の中で介護家族の負担軽減を目的としたサービスを提供しており、今後も介護需要の増加に伴って業績拡大が期待できると考えられます。また、シニアホーム運営コンサルティングでの収益貢献も見込めるため、持続的な成長が期待できる企業といえます。
編集部のまとめ
株式会社笑美面は、高齢化社会に対応した新しいビジネスモデルを構築しており、第2四半期決算では増収増益と好調な業績を収めることができました。介護家族への支援サービスを提供することで、社会的課題の解決に貢献しつつ、自社の収益性も向上させています。今後も同社の成長が期待できる企業といえるでしょう。
株式会社笑美面の決算日や配当についてまとめました。
株式会社笑美面の決算期は10月期で、第2四半期決算の期間は2023年11月1日~2024年4月30日となっています。また、当第2四半期累計期間では配当は実施されておらず、内部留保の活用に注力しているものと考えられます。今後の成長に期待が高まる企業といえるでしょう。
