株式会社バリューゴルフは、ゴルフ関連事業を中心に展開する上場企業です。2024年2月1日から4月30日までの第1四半期決算を発表し、売上高は1,008,879千円と前年同期比16.5%の増収、営業利益は31,323千円と前年同期比150.6%の増益と、順調な業績を示しました。
企業情報
企業名: 株式会社バリューゴルフ
証券コード: E32108
決算期: 毎年1月31日
株式会社バリューゴルフの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社バリューゴルフの決算期は毎年1月31日です。
第1四半期決算は2月1日から4月30日までの期間となっています。
主な事業
株式会社バリューゴルフはゴルフ関連事業を中心に事業を展開しています。ゴルフ事業では、ゴルフ場向けのASPサービスや広告プロモーションサービス、ECサービス、レッスンサービスなどを提供しています。
また、トラベル事業ではゴルフツアーやビジネストラベル関連のサービスも展開しています。
その他にも、広告メディア制作事業なども手掛けています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期の業績は、売上高が1,008,879千円、営業利益が31,323千円と前年同期を大きく上回りました。
特にトラベル事業の売上高が181,576千円と大幅に増加し、営業利益も23,877千円と大きく伸びたことが好業績につながりました。
売上・利益の推移
過去1年間の業績を見ると、売上高は49,465千円から1,008,879千円へと大幅に増加しています。
また、経常利益も22,689千円から26,773千円へと順調に伸びていることがわかります。
特にトラベル事業の売上が大きく増加したことが全体の業績改善につながったと言えるでしょう。
四半期連結貸借対照表について
当第1四半期末の連結貸借対照表では、資産が2,730,717千円、負債が1,595,568千円、純資産が1,135,149千円となっています。
前期末と比べると、資産は96,224千円増加し、負債は124,688千円増加、純資産は28,463千円減少しています。
資産の部
資産の部では、売掛金が56,408千円増加したほか、商品が183,238千円増加しています。一方で、旅行前払金が13,749千円減少しました。
負債の部
負債の部では、買掛金が39,684千円、短期借入金が50,000千円増加しています。一方で、旅行前受金が11,023千円減少しました。
純資産の部
純資産の部では、配当金の支払いにより利益剰余金が45,170千円減少しています。一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益が11,048千円計上されました。
ROAとROE
当社のROAは1.0%、ROEは3.7%となっています。
ROAはやや低めですが、ROEは前年同期の0.2%から大幅に改善しています。
これは主にトラベル事業の好業績により利益が増加したことが要因です。
キャッシュフロー
当第1四半期のキャッシュフローの状況は開示されていませんが、売上の増加や借入の増加などから、全体としては良好な状況にあるものと考えられます。
今後の成長投資や、借入の返済などにも活用されていくことが期待されます。
配当の支払額
当第1四半期では、1株当たり25円の期末配当が支払われています。
前期の業績改善を受けて、株主還元も強化されているといえるでしょう。
今後の展望
今後の事業展開では、ゴルフ事業におけるASPサービスの機能拡充や、トラベル事業での海外旅行需要の取り込みなど、各事業分野での成長戦略が期待されます。
また、DX支援事業への進出など、新たな事業領域の拡大にも期待が高まっています。
編集部のまとめ
株式会社バリューゴルフは、ゴルフ関連事業を中心に順調な業績を示しています。特に、インバウンド需要の回復によるトラベル事業の好調さが全体の業績を押し上げた形となっています。
今後も各事業分野での成長が期待されるとともに、新たな事業領域への進出にも注目が集まっています。株主還元も着実に行われており、同社の株式は投資家の関心も高まりそうです。
株式会社バリューゴルフの決算日や配当についてまとめました。
株式会社バリューゴルフの決算期は毎年1月31日で、第1四半期の決算期間は2月1日から4月30日までとなっています。
また、当第1四半期では1株当たり25円の期末配当が支払われており、株主還元が強化されていることが分かりました。