ケイティケイ株式会社の第53期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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ケイティケイ株式会社の2024年5月期第3四半期決算の概要をご紹介します。前年同期比1.0%増収を達成しており、EC事業の好調が業績を支えています。一方で、ITソリューション事業での先行投資や前年の特需の反動などがあり、経常利益は前年同期比5.5%減となりました。しっかりとした収益基盤を持つ同社は、中期的な成長を目指しながら、適切な経営判断で業績向上に取り組んでいくことが期待されます。

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企業情報

企業名: ケイティケイ株式会社
証券コード: 30350
決算期: 8月決算

ケイティケイ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ケイティケイ株式会社は8月を決算期としており、第3四半期決算は2月から5月の期間となります。毎年4月と10月に中間配当と期末配当を実施しています。

主な事業

ケイティケイ株式会社はオフィス用品のサプライ事業とITソリューション事業を展開しています。サプライ事業では自社製品やオフィス用品の販売を行い、ITソリューション事業では複合機の販売やシステム開発などのサービスを提供しています。特に近年はEC事業の成長が顕著で、デジタル化の需要に応える取り組みが奏功しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は133億9,671万円と前年同期比1.0%増加しました。一方で、営業利益は3億1,092万円と7.0%減少しました。売上高は堅調に推移したものの、ITソリューション事業での先行投資などの影響を受けたため、利益率は低下しています。

売上・利益の推移

ケイティケイ株式会社は直近3年間で売上高は微増傾向にあります。一方で、経常利益は前年度の39億1,128万円から当第3四半期では39億1,128万円と若干減少しました。重点分野であるEC事業の好調に加え、コスト管理の徹底により、全体としては安定した業績を維持しているといえるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

ケイティケイ株式会社の当第3四半期連結会計期間末の総資産は99億3,428万円となり、前連結会計年度末に比べ15億円以上増加しています。これは主に受取手形及び売掛金が8億円以上増加したことなどによるものです。一方で、負債合計は58億1,633万円と増加し、自己資本比率は41.5%となっています。

資産の部

資産の部では、流動資産が68億6,754万円と前連結会計年度末に比べて13億8,869万円増加しました。特に現金及び預金が3億6,312万円、受取手形及び売掛金が8億4,486万円それぞれ増加しています。一方、固定資産は30億6,674万円と前連結会計年度末から9,264万円増加しています。

負債の部

負債の部では、流動負債が53億4,704万円と前連結会計年度末に比べて12億3,373万円増加しました。これは主に支払手形及び買掛金が5億7,230万円、短期借入金が6億1,765万円それぞれ増加したことによるものです。固定負債は4億6,928万円と微増となっています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が30億7,869万円となり、前連結会計年度末から1億9,747万円増加しました。また、その他有価証券評価差額金も1億8,116万円と前連結会計年度末から3,545万円増加しています。この結果、自己資本比率は41.5%となっています。

ROAとROE

ケイティケイ株式会社のROAは現在3.9%、ROEは7.0%となっています。前年同期と比べROAは0.5ポイント、ROEは0.6ポイントそれぞれ低下しています。これは主にITソリューション事業での先行投資や前年の特需反動などの影響によるものですが、依然として一定の収益性と効率性は維持できているといえます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については記載されておりませんが、前年同期の営業活動によるキャッシュ・フローは4億2,422万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは3,532万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは5億1,958万円の支出となっています。安定した営業活動とコストコントロールにより、全体としては健全な財務状況を維持できていると考えられます。

配当の支払額

ケイティケイ株式会社は、当第3四半期連結累計期間で1株当たり7.5円、8.0円の中間配当を実施しており、年間の配当予想は1株当たり15.5円となっています。前年同期と比べて増配しており、着実な利益の還元を行っていることが分かります。

今後の展望

ケイティケイ株式会社は、中期経営計画「Growth Plan」に沿って、サプライ事業を基盤事業、ITソリューション事業を成長事業と位置づけ、グループ全体で重点施策に取り組んでいくことが期待されます。特にEC事業の伸長や新商品の投入、ITソリューション事業での先行投資など、変化する市場ニーズに柔軟に対応しながら、持続的な成長を目指していくことが重要となってくでしょう。

編集部のまとめ

ケイティケイ株式会社の2024年5月期第3四半期決算は、売上高は前年同期比1.0%増、経常利益は5.5%減となりました。EC事業の好調が業績を下支えするものの、ITソリューション事業での先行投資などが利益を圧迫している状況です。一方で自己資本比率は41.5%と健全な財務基盤を維持しており、安定的な成長に向けた取り組みが期待されます。

ケイティケイ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ケイティケイ株式会社は8月決算で、毎年4月と10月に中間配当と期末配当を実施しています。今期の配当予想は1株当たり15.5円となっており、前年同期比で増配となっています。安定的な収益基盤と株主還元に努めるケイティケイ株式会社に注目が集まっています。

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