英語学習サービスの大手企業「株式会社プログリット」の最新決算内容を詳しくご紹介します。
同社は2022年にグロース市場に新規上場し、順調に事業を拡大してきました。今回の第3四半期の決算では、売上高3,179,313千円、経常利益735,529千円と大幅な増収増益となりました。
企業情報
企業名: 株式会社プログリット
証券コード: E37936
決算期: 8月31日
株式会社プログリットの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社プログリットの決算は毎年8月31日に行われており、決算時期は9月から翌年8月の1年間となっています。
主な事業
株式会社プログリットは、英語コーチングサービスを中心とした事業を展開しています。同社の主力サービスである「プログリット」は、顧客ごとにカスタマイズしたカリキュラムや英語学習の習慣づけサポートを提供することで、飛躍的な英語力向上を実現しています。
また、シャドーイングに特化した「シャドテン」や、新サービスの「スピフル」など、多様な英語学習ソリューションを展開しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期では、売上高3,179,313千円、営業利益744,636千円と大幅な増収増益を達成しました。
特に営業利益率は23.4%と非常に高い水準を維持しており、同社の高い収益性が窺えます。
売上・利益の推移
売上高は前年同期比49.2%の増加、営業利益も同69.8%の大幅な増加となりました。
英語学習需要の高まりを捉えて、主力の「プログリット」サービスが順調に伸びている他、新サービスの「スピフル」の寄与も大きかったと見られます。
四半期連結貸借対照表について
当第3四半期末の総資産は3,412,637千円と大幅に増加しました。
この背景には、主に現金及び預金が684,721千円増加したことが挙げられます。
資産の部
流動資産は2,865,146千円で、現金及び預金が大幅に積み上がっています。
固定資産は547,490千円で、主に敷金が増加しています。
負債の部
負債は1,696,765千円で、主に契約負債が増加しました。
一方で、未払法人税等や賞与引当金が減少しています。
純資産の部
純資産は1,715,871千円と大幅に増加しました。
これは主に四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したことによるものです。
ROAとROE
同社のROAは21.6%、ROEは31.4%と、非常に高い水準を維持しています。
英語学習需要の高まりを背景に、同社の収益性が大幅に改善していることがわかります。
キャッシュフロー
営業キャッシュ・フローは684,721千円の増加となりました。
これは主に、四半期純利益の計上に加え、契約負債の増加により前受金が増加したことによるものです。
財務キャッシュ・フローはマイナスとなっていますが、これは長期借入金の返済によるものです。
配当の支払額
現時点で株式会社プログリットは株主への配当は実施しておりません。
今後の利益拡大に合わせて、配当の検討が行われることが期待されます。
今後の展望
株式会社プログリットは、英語学習市場の成長を取り込むべく、主力サービスの「プログリット」の品質向上や新サービスの投入を進め、着実な事業拡大を目指しています。
特に新サービスの「スピフル」は、スピーキング力向上に特化したユニークなサービスで、今後の伸びが期待されます。
編集部のまとめ
株式会社プログリットは、英語学習市場の成長を取り込み、売上高や利益の大幅な増加を達成しています。
高い収益性を維持しつつ、新サービスの投入など、事業の拡大にも積極的に取り組んでいる点が注目されます。
今後の更なる業績拡大に期待が高まる企業といえるでしょう。
株式会社プログリットの決算日や配当についてまとめました。
株式会社プログリットの決算日は8月31日であり、決算時期は9月から翌年8月の1年間となっています。
また、同社は現時点では株主への配当は実施しておりません。今後の利益拡大に合わせて、配当の検討が行われることが期待されます。