株式会社ベイカレント・コンサルティングの決算報告を見てみましょう!
このコンサルティング会社は、様々な企業の経営課題を解決するサービスを提供しており、急成長を遂げている有望企業です。
企業情報
企業名: 株式会社ベイカレント・コンサルティング
証券コード: 65320
決算期: 2月期
株式会社ベイカレント・コンサルティングの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ベイカレント・コンサルティングの決算期は2月期で、毎年3月1日から2月末日までが1事業年度となっています。
四半期報告書は2月、5月、8月、11月に発表されます。
主な事業
株式会社ベイカレント・コンサルティングは、企業の経営課題を解決するためのコンサルティングサービスを提供しています。
金融、情報通信・メディア・ハイテク業界を中心に、戦略立案からDX支援、人事・組織改革まで、幅広いサービスを手がけています。
特に、大手企業のトップマネジメントをサポートする高度なコンサルティング力が強みとなっています。
今期の業績と利益率は?
今期の決算では、売上収益が前年同期比25.7%増加するなど、好調な業績を上げています。
また、EBITDAマージンは35.4%と高い水準を維持しており、収益性も良好です。
コロナ禍の影響を受けにくい事業モデルと高いサービス品質により、企業の経営課題解決ニーズを着実に取り込んでいると評価できます。
売上・利益の推移
直近5年間の売上収益と利益の推移を見ると、売上収益は年率平均20%程度の成長を続けています。
利益面でも、EBITDAマージンが30%台を維持するなど、高い収益性を実現しています。
このように、着実な成長と高収益体質を両立しており、今後も期待が高まる企業といえます。
四半期連結貸借対照表について
株式会社ベイカレント・コンサルティングの四半期連結貸借対照表を見てみましょう。
資産の部
総資産は99,791百万円となっています。流動資産では現金及び現金同等物が48,724百万円と、手元流動性は高い水準を維持しています。
一方、固定資産ではのれんが19,187百万円計上されており、これまでの積極的な事業投資が反映されています。
負債の部
負債合計は25,949百万円で、うち流動負債が17,567百万円、非流動負債が8,382百万円となっています。
有利子負債は3,153百万円と、自己資本比率は74.0%と健全な水準を維持しています。
純資産の部
純資産は73,842百万円で、自己資本比率は74.0%となっています。
利益剰余金が74,643百万円と大きく、内部留保が厚い企業といえます。
ROAとROE
ROA(総資産利益率)は7.0%、ROE(自己資本利益率)は9.4%と、いずれも高い水準を維持しています。
これは、高い収益性と効率的な資産運用により、株主価値の向上に貢献していることを示しています。
キャッシュフロー
営業キャッシュフローは11,485百万円の収入となり、堅調な業績を反映しています。
一方で、投資活動により420百万円の支出があり、財務活動では8,119百万円の支出となっています。
全体としては、現金及び現金同等物が2,946百万円増加し、手元流動性が厚い状況が続いています。
配当の支払額
株式会社ベイカレント・コンサルティングは、株主還元に積極的に取り組んでいます。
当期の1株当たり配当金は25.00円で、前期に比べ2.00円増加しています。
なお、配当性向は54.8%となっており、株主還元の充実が図られています。
今後の展望
株式会社ベイカレント・コンサルティングは、中期経営計画において2029年2月期の売上収益2,500億円、EBITDAマージン30~40%を目標に掲げています。
この目標実現に向けて、優秀な人材の確保やコアクライアント戦略の推進、総合的なサービス提供体制の強化に取り組んでいます。
今後も高成長が期待できる企業といえるでしょう。
編集部のまとめ
株式会社ベイカレント・コンサルティングは、高収益体質と急成長を両立する注目企業です。
高い収益性とキャッシュ創出力を背景に、将来的な成長投資への備えも整っています。
中期的な目標達成に向けた取り組みも順調に進んでおり、今後の業績拡大が期待できると評価できます。
株式会社ベイカレント・コンサルティングの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ベイカレント・コンサルティングの決算期は2月期で、主要な四半期決算発表は3、5、8、11月に行われます。
また、1株当たり配当金は25.00円で、前期比2.00円増加しています。
株主への利益還元も積極的に行われており、今後の成長や株主還元に期待が高まる企業と言えるでしょう。