リックソフト株式会社の決算報告を見てみましょう。2024年3月1日から5月31日までの第1四半期の業績は好調でした。売上高は前年同期の1,571,643千円から大幅に増加し、2,046,725千円と30.2%の増加となりました。経常利益も154,502千円と前年同期の144,771千円から6.7%の増加となり、好調な四半期決算となりました。
企業情報
企業名: リックソフト株式会社
証券コード: 34633
決算期: 2月
リックソフト株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
リックソフト株式会社の決算期は2月で、第1四半期の決算期間は2024年3月1日から5月31日までとなっています。
主な事業
リックソフト株式会社は、ツールソリューション事業を展開しています。アトラシアン社の「Confluence」や「Jira」などの開発・運用支援サービスを提供しており、顧客企業のデジタル化やDX推進をサポートしています。特に、アトラシアン社が提供するSaaSサービス「Atlassian Cloud」のエンタープライズユーザー向けの支援サービスを強化しており、企業のクラウド化ニーズに応えています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期の業績は好調でした。売上高は2,046,725千円と前年同期比30.2%の増加、経常利益は154,502千円と6.7%の増加となりました。売上高と利益ともに増加しており、ツールソリューション事業が順調に推移していることが分かります。
売上・利益の推移
直近1年間の売上高と利益の推移を見てみると、売上高は1,571,643千円から2,046,725千円と大きく増加しており、経常利益も144,771千円から154,502千円と堅調な伸びを示しています。ツールソリューション事業が順調に拡大していることがうかがえます。
四半期連結貸借対照表について
リックソフト株式会社の四半期連結貸借対照表を見てみると、資産、負債、純資産のいずれも前期末から増加傾向にあります。
資産の部
当第1四半期末の総資産は6,290,517千円と前期末から324,692千円増加しました。うち、現金及び預金が3,374,985千円と217,029千円増加しており、企業の財務基盤が強化されていることが分かります。
負債の部
負債合計は3,397,995千円と前期末から200,034千円増加しました。うち、契約負債が2,659,993千円と376,128千円増加しています。これは前払いされた売上高が増加したことを示しています。
純資産の部
純資産合計は2,892,522千円と前期末から124,657千円増加しました。うち、利益剰余金が2,116,763千円と115,167千円増加しており、順調な利益計上により企業価値が高まっていることが分かります。
ROAとROE
リックソフト株式会社のROAは2.3%、ROEは8.0%となっています。前年同期と比較して、ROAは0.2ポイント上昇、ROEは0.8ポイント上昇しており、収益性と資本効率がともに改善されています。これは、売上高と利益の増加により、企業の収益力が向上していることを示しています。
キャッシュフロー
当第1四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは203,292千円のプラスとなっており、前年同期と比較して93,205千円の増加となりました。これは契約負債の増加などにより、現金収支が改善したためです。投資活動によるキャッシュ・フローは10,944千円のマイナスとなっています。財務活動によるキャッシュ・フローは特に変動はなく、全体としてキャッシュ・ポジションが strengthened strengthened strengthened ていることがわかります。
配当の支払額
当第1四半期においては配当の支払い実績はありません。リックソフト株式会社は株主還元を重視しており、今後の配当に期待が高まります。
今後の展望
リックソフト株式会社は、顧客企業のDX推進をサポートするツールソリューション事業に注力しており、Atlassian Cloudのエンタープライズユーザー向けサービスの強化などにも取り組んでいます。今後も既存顧客の深耕と新規顧客の開拓を進め、事業の更なる成長を目指していくと期待されます。
編集部のまとめ
リックソフト株式会社の2024年3月期第1四半期の決算は好調でした。売上高と利益が前年同期から大きく増加し、財務基盤も強化されています。今後も顧客企業のDX推進を支援するツールソリューション事業を中心に、着実な成長が期待されます。株主還元にも注力しており、配当への期待も高まっています。
リックソフト株式会社の決算日や配当についてまとめました。
リックソフト株式会社の決算期は2月で、第1四半期の決算期間は2024年3月1日から5月31日までとなっています。当第1四半期の決算は好調で、売上高と利益が前年同期から大幅に増加しています。また、財務基盤も強化されており、今後の成長が期待されます。株主還元については配当への期待が高まっていますが、当第1四半期においては未実施でした。引き続き、同社の動向に注目していきましょう。