株式会社キャンドゥの第31期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社キャンドゥの最新の四半期決算が発表されました。業績はおおむね好調で、主力の直営店売上が前年同期比104.1%と順調に推移しています。また、原価率の低下や販売費・管理費の増加を抑えることができ、経常利益も前年同期比で117.4%と増加しました。独自の商品開発や店舗運営の効率化によって、着実に業績を伸ばしていくことができそうです。今後の企業の成長に期待が高まりそうです。

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企業情報

企業名: 株式会社キャンドゥ
証券コード: E03377
決算期: 2月末日

株式会社キャンドゥの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社キャンドゥの決算日は2月末日となっています。決算発表は通常5月中旬に行われます。

主な事業

株式会社キャンドゥは、日用品・雑貨・加工食品などの小売事業を展開しています。100円ショップの大手チェーンであり、全国各地に1,308店舗(直営865店、FC店436店、海外FC店7店)を展開しています。イオングループの一員として、主にイオンモール内に店舗を出店しており、消費者にとって身近な存在となっています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の売上高は209億20百万円と前年同期比で104.9%と好調に推移しました。営業利益は3億11百万円、経常利益も3億18百万円と前年同期比で122.6%117.4%と増加しています。この背景には、原価率の低下や販売費・管理費の増加抑制などの収益性改善努力が功を奏しています。

売上・利益の推移

過去3年間の業績を見ると、2023年2月期は売上高が803億57百万円と前期比で2.6%減少し、当期純損失も4億59百万円と計上されました。一方、今期第1四半期は売上高209億20百万円、経常利益3億18百万円と前年同期比で増収増益となっています。売上、利益ともに回復傾向にあるといえるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

株式会社キャンドゥの四半期連結貸借対照表を確認すると、全体としては前期末と比べて財政状態が改善傾向にあることがわかります。

資産の部

当第1四半期末の資産合計は305億14百万円と前期末比で6億63百万円増加しました。流動資産では、「商品」が5億64百万円、「未収入金」が3億66百万円増加しています。

負債の部

負債合計は192億8百万円と前期末比で7億44百万円増加しました。その主な要因は「買掛金」が5億14百万円増加したことです。

純資産の部

純資産合計は113億6百万円と前期末比で80百万円減少しましたが、自己資本比率は37.1%を確保しています。

ROAとROE

2023年2月期のROAは1.0%、ROEは-4.0%と低水準でしたが、今期第1四半期はROAが1.1%、ROEが2.6%に改善しています。売上高、経常利益が増加傾向にあることから、収益性の回復が進んでいるといえるでしょう。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローは、営業活動により6億68百万円の支出超過となりましたが、これは主に売上債権の増加や棚卸資産の増加によるものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローはプラス1億2百万円となるなど、全体としては安定した状況が続いています。

配当の支払額

株式会社キャンドゥは、2023年5月に1株当たり8.50円の期末配当を実施しました。次期の配当方針については未定ですが、業績回復が続けば株主還元の拡大も期待できるでしょう。

今後の展望

今後の成長戦略としては、「販路の拡大」、「商品・ブランドの差別化」、「企業価値の向上」の3つの柱に注力していくとしています。直営店、FC店、委託店、アライアンスなど複数のフォーマットを活用し、出店数を拡大することで販売網の強化を図ります。また、得意の100円商品を中心に、消費者ニーズに合わせた商品開発を進めていきます。さらに、店舗運営の効率化や人材育成にも取り組み、収益力の向上を目指します。

編集部のまとめ

株式会社キャンドゥは、コロナ禍の影響からも徐々に回復しつつあり、売上高、営業利益、経常利益ともに前年同期比で増加しています。引き続き店舗網の拡大や商品開発、オペレーションの効率化などに注力し、企業価値の向上を目指していくことが期待されます。今後の業績推移に注目していきたいと思います。

株式会社キャンドゥの決算日や配当についてまとめました。

株式会社キャンドゥの決算は2月末日を基準日として行われ、通常5月中旬に発表されています。過去には1株当たり8.50円の期末配当を実施していますが、次期以降の配当方針については未定となっています。今回の決算では業績回復の兆しが見られることから、今後の株主還元の拡大に期待が高まるところです。

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