株式会社スタジオアリスの第51期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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4月に四半期決算を発表した株式会社スタジオアリス。写真事業を中心に、衣装製造卸売事業も展開する企業です。第1四半期連結累計期間の業績を詳しく見ていきましょう。

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企業情報

企業名: 株式会社スタジオアリス
証券コード: E03393
決算期: 2月末日

株式会社スタジオアリスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

同社の決算期は2月末日です。つまり、毎年3月1日~2月末日が会計年度となっています。今回発表した決算は2024年3月1日~2024年5月31日の第1四半期決算に当たります。

主な事業

同社の主な事業は、写真事業衣装製造卸売事業の2つです。写真事業では、こども写真館の運営や、成人式撮影・振袖レンタルなどのサービスを行っています。一方、衣装製造卸売事業では、こども用衣装の製造と卸売を手掛けています。これらの事業を通じて、同社は写真やファッションの分野で事業展開しています。

今期の業績と利益率は?

今期(2024年3月1日~2024年5月31日)の業績は、売上高8,134百万円営業損失128百万円経常損失132百万円親会社株主に帰属する四半期純損失276百万円となりました。売上高は前年同期比で増加しましたが、営業損失、経常損失、純損失と黒字化には至っていない状況です。

売上・利益の推移

直近3期の業績を見ると、売上高は2023年3月期が36,396百万円2024年3月期第1四半期が8,134百万円と推移しています。一方、利益面では2023年3月期に2,322百万円の経常利益を計上したものの、2024年3月期第1四半期は132百万円の経常損失となっています。売上高は増加傾向にあるものの、利益面では課題を抱えているようです。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表を見ると、2024年5月31日時点の総資産は42,109百万円となっています。このうち、流動資産は22,466百万円固定資産は19,642百万円となっています。一方、負債は12,447百万円、純資産は29,661百万円となっています。これらの数値から、財務状況は良好に推移していることがわかります。

資産の部

資産の部では、流動資産が22,466百万円と前期末比312百万円減少しています。また、固定資産が19,642百万円と前期末比74百万円増加しています。全体としては、資産合計が42,109百万円と前期末比237百万円減少しています。

負債の部

負債の部では、流動負債が7,308百万円と前期末比1,106百万円増加しました。一方、固定負債が5,138百万円と前期末比49百万円減少しています。全体としては、負債合計が12,447百万円と前期末比1,056百万円増加しました。

純資産の部

純資産の部では、株主資本が27,407百万円と前期末比1,465百万円減少しました。また、その他の包括利益累計額が981百万円と前期末比182百万円増加しています。全体としては、純資産合計が29,661百万円と前期末比1,294百万円減少しています。

ROAとROE

同社のROA(総資産利益率)は現時点で-0.3%となっています。一方、ROE(自己資本利益率)は-0.9%となっています。これらの低い水準は、主に経常損失の計上が影響しているものと考えられます。同社では収益性の向上に向けた取り組みが課題となっていると言えるでしょう。

キャッシュフロー

同社の営業活動によるキャッシュ・フローは-380百万円となっています。これは主に、税金等調整前四半期純損失の計上仕入債務の減少などが影響していると考えられます。また、投資活動によるキャッシュ・フローは-176百万円と減少しており、財務活動によるキャッシュ・フローは283百万円と増加しています。全体としては、現金及び現金同等物の期末残高は17,459百万円となっています。

配当の支払額

同社は第1四半期の時点では1株当たり70円の配当を実施しています。前期と同額の配当となっています。株主還元の強化に向けた取り組みも重要な課題の1つと考えられます。

今後の展望

経営環境の不透明感が続く中、同社は写真事業を中心に収益性の改善に向けた取り組みを進めていくことが課題となっています。具体的には、競合他社との差別化強化成人式撮影・振袖レンタルサービスの強化に注力していく方針です。また、衣装製造卸売事業では生産コストの削減に取り組むなど、収益力の向上に努めていきます。今後の業績動向に注目が集まるところです。

編集部のまとめ

株式会社スタジオアリスの2024年3月期第1四半期決算は、売上高は前年同期並みの水準を維持したものの、経常損失の計上など収益面で課題を残す結果となりました。同社は写真事業を中心に収益性の改善に取り組むものの、経営環境の不透明感が続く中、業績の回復には時間を要すると考えられます。株主還元の強化と合わせ、中長期的な成長に向けた施策が期待されます。

株式会社スタジオアリスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社スタジオアリスの決算期は2月末日で、2024年3月1日~2024年5月31日の第1四半期決算を発表しました。当期の業績は売上高が前年同期並みとなったものの、経常損失の計上など収益面で課題が残りました。同社は写真事業を中心に収益性の改善に取り組むとともに、株主還元の強化にも注力していく方針です。

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