株式会社YE DIGITALの第48期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

インターネット
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社YE DIGITALの2024年第1四半期決算が公開されました。売上高は前年同期比14.7%増の50億64百万円と順調に推移しており、営業利益も82.4%増の3億26百万円と大幅な増益となりました。情報サービス業界では、DXやIoT化、生成AI等の発展により需要が高まっており、同社もその恩恵を受けているようです。今後も大型プロジェクトの完遂やパートナーとの連携強化などに取り組み、高成長軌道を描いていくことが期待されます。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社YE DIGITAL
証券コード: E05328
決算期: 2月29日

株式会社YE DIGITALの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社YE DIGITALの決算は年に1回、2月末日で行われています。今回の四半期報告書は、2024年3月1日から2024年5月31日までの第1四半期決算結果になります。

主な事業

株式会社YE DIGITALは、情報サービスの総合的な提供を事業内容としています。具体的には、ビジネスソリューション事業では、健康保険者向けシステム構築やERP(基幹業務パッケージソフト)ソリューションの提供などを手がけています。IoTソリューション事業では、物流DXや畜産DX、スマートシティなどの分野で新しいIoTサービスを展開しています。また、これらのサービスを支えるサービスビジネスにも注力しており、安定収益の確保を目指しています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高が50億64百万円と前年同期比14.7%の増加となりました。利益面では、営業利益が3億26百万円と82.4%の大幅な増益、経常利益が3億21百万円と51.9%増、親会社株主に帰属する四半期純利益が1億91百万円と98.4%の増加となっています。売上高に対する営業利益率は6.4%と、前年同期の4.0%から大きく改善しており、順調な業績推移が窺えます。

売上・利益の推移

同社の売上高は、ビジネスソリューション事業が堅調に推移したことなどから、前年同期比で4割以上増加しています。また、利益面でも、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益のいずれも大幅な伸びを示しています。情報サービス業界の需要拡大を取り込み、着実に業績を伸ばしているといえるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

資産の部

当第1四半期連結会計期間末の資産合計は132億63百万円と、前連結会計年度末比で9億39百万円増加しています。流動資産は96億50百万円、固定資産は36億13百万円となっており、現金及び預金の増加や有形固定資産の増加などが主な要因です。

負債の部

負債合計は68億82百万円と、前連結会計年度末比で7億32百万円増加しました。流動負債は47億44百万円、固定負債は21億38百万円で、未払費用や支払手形及び買掛金の増加などが主な要因となっています。

純資産の部

純資産合計は63億80百万円と、前連結会計年度末比で2億6百万円増加しました。利益剰余金の増加やストック・オプション関連の増加などが主な要因です。自己資本比率は48.1%と、財務的な健全性も維持できています。

ROAとROE

同社のROA(総資産経常利益率)は2.4%、ROE(自己資本当期純利益率)は3.0%と、前年同期より改善しています。これは、営業利益や経常利益、当期純利益が大幅に増加したことによるものです。情報サービス事業の高収益体質化が進んでおり、資産効率の向上と株主価値の向上にもつながる好結果となりました。

キャッシュフロー

当第1四半期の連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の回収などにより増加傾向にあると推測されます。また、投資活動では有形固定資産の取得に一定の資金を投じているものの、全体としては手元流動性は良好と考えられます。今後もキャッシュ創出力の維持・向上が期待されます。

配当の支払額

株式会社YE DIGITALは、株主への利益還元を重視しており、1株当たり7円の期末配当を実施する予定です。配当性向は約40%となっており、業績に応じた適切な水準の配当を行っているといえます。今後も株主還元を積極的に行っていくことが期待されます。

今後の展望

今期は、中期経営計画の最終年に当たり、過去最高の収益を更新することを目標に掲げています。ビジネスソリューション事業では大型プロジェクトの完遂に向けた取り組みや、IoTソリューション事業では新サービスの投入などによる需要開拓が期待されます。また、サービスビジネスの強化により、安定的な収益基盤の構築も進めていく方針です。これらの施策を通じて、同社の高成長が続くことが期待されます。

編集部のまとめ

株式会社YE DIGITALの2024年第1四半期決算は、売上高、各利益ともに大幅な増加を果たし、中期経営計画の達成に向けて順調なスタートを切れたと評価できます。DXやIoT化、生成AI等の技術進化に合わせたサービス提供力の強化が功を奏し、事業基盤の拡大が進んでいると言えるでしょう。今後も新たなソリューションの投入や、戦略的パートナーとの連携強化等に取り組み、さらなる成長が期待されます。

株式会社YE DIGITALの決算日や配当についてまとめました。

株式会社YE DIGITALの決算日は2月末で、年に1回の決算を行っています。今回の四半期報告書は2024年3月1日から5月31日までの第1四半期決算になります。また、同社は株主への利益還元を重視しており、1株当たり7円の期末配当を計画しています。今後も安定した業績を維持しつつ、株主還元の充実にも取り組んでいくことが期待されます。

タイトルとURLをコピーしました