セントラル警備保障株式会社の第53期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

セントラル警備保障株式会社の決算報告書が公表されました。この企業は国内で有数の警備サービス大手で、常駐警備やセキュリティのサービスを提供しています。今回の決算では、新型コロナの影響が和らぐなか、前年同期と同水準の業績を維持することができました。特に、工事・機器販売部門が大きく伸長しており、同社の成長力が伺えます。また、2度の株主還元も行われており、企業価値向上に努めていることがわかりました。今後も同社の健全な経営を期待したいと思います。

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企業情報

企業名: セントラル警備保障株式会社
証券コード: E04799
決算期: 2023年3月1日~2024年2月29日

セントラル警備保障株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

セントラル警備保障株式会社の決算期は3月1日~2月29日となっています。2024年5月30日に開催された定時株主総会において、2024年2月期の決算が承認されました。

主な事業

セントラル警備保障株式会社は、国内有数の警備サービス大手企業です。常駐警備、機械警備、運輸警備などのセキュリティ事業と、ビル管理やプロパティマネジメントなどの不動産関連サービスを展開しています。これらの事業を通じて、安心安全なサービスを提供することで、企業価値の向上に努めています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期における売上高は174億円と前年同期比で約1.4%減少しましたが、営業利益は14.3億円と前年同期比で8.4%減少にとどまりました。これにより、営業利益率は8.2%と高水準を維持することができました。経常利益も14.6億円と堅調に推移しており、安定した収益基盤を築いています。

売上・利益の推移

セントラル警備保障株式会社は、過去5年間にわたり売上高は170億円前後で推移しています。また、営業利益は12億円前後で安定的に推移しており、中長期的な成長軌道にあると言えます。収益性の高い事業モデルを確立しており、今後も着実な業績拡大が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

当第1四半期末の総資産は626億円となり、前期末と比べ18億円減少しました。これは主に現金及び預金の減少などによるものです。一方、負債は220億円と前期末から26億円減少し、純資産は405億円と2.1%増加しました。自己資本比率は60.8%と高水準を維持しており、財務の健全性が高いことがわかります。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が213億円と、前期末から22億円減少しました。一方で、投資有価証券が41億円と前期末から5億円増加しています。資産全体としては安定的に推移しており、財務基盤は堅固です。

負債の部

負債の部では、未払法人税等が6億円と前期末から31億円減少しています。一方で、賞与引当金が8億円と前期末から8億円増加しています。負債全体としては、前期末から26億円減少しており、安定した財務状況にあります。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が296億円と前期末から4億円増加しました。また、その他有価証券評価差額金が22億円と前期末から3億円増加しています。純資産全体としては815億円と前期末から2.1%増加しており、堅実な経営が続いています。

ROAとROE

セントラル警備保障株式会社のROA(総資産経常利益率)は2.3%、ROE(自己資本当期純利益率)は2.2%となっています。ROAは業界平均と同水準、ROEは若干低めの水準にあります。今後は、投資の効率化やさらなる収益性の向上に取り組み、ROA、ROEの改善を目指していくことが課題となります。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローでは、営業活動により24億円のキャッシュを獲得しました。一方で、投資活動により10億円のキャッシュを使用しました。財務活動では借入金の返済などにより15億円のキャッシュを使用しました。全体としては、現金及び現金同等物が前期末から26億円減少し、213億円となっています。事業活動によるキャッシュの創出力が高く、投資と財務の両面でも健全な水準を保っています。

配当の支払額

セントラル警備保障株式会社は、2024年5月30日開催の定時株主総会において、1株当たり30円の期末配当を決議しました。前期の配当金30円と合わせ、年間配当金は60円となりました。配当性向は16.3%と適切な水準を維持しています。株主還元にも力を入れており、株主の皆様に報いる姿勢が伺えます。

今後の展望

セントラル警備保障株式会社は、中期経営計画「Creative 2025」に基づき、持続可能な成長と企業価値向上に取り組んでいます。AI、IoT、ロボット技術などの先端技術を活用し、安全・安心サービスの提供を強化することで、さらなる業績拡大を目指しています。また、国内・海外での事業領域の拡大にも意欲的で、グローバルでの競争力強化にも期待が持てます。今後も同社の更なる飛躍が期待されます。

編集部のまとめ

今回のセントラル警備保障株式会社の決算では、新型コロナの影響が和らぐ中、前年同期と同水準の業績を確保できたことが評価できます。特に工事・機器販売部門の好調に加え、高い財務安定性も維持しており、同社の健全な経営が伺えます。今後は、先端技術の活用によるサービス強化や、国内外での事業領域拡大に期待が高まります。株主還元面でも力を入れており、企業価値の向上に向けた取り組みが着実に進んでいます。

セントラル警備保障株式会社の決算日や配当についてまとめました。

セントラル警備保障株式会社の決算期は3月1日~2月29日となっています。2024年5月30日開催の定時株主総会において、2024年2月期の決算が承認されました。同社は、1株当たり30円の期末配当を実施し、年間配当金は1株当たり60円となりました。株主還元にも力を入れており、企業価値向上に向けた取り組みが着実に進んでいます。

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