株式会社技研製作所の第43期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社技研製作所の2024年5月期第3四半期決算がアップされました。建設機械や圧入工事の売上好調で、営業利益も前年同期比30.4%増と大幅に増加しています。今後の事業展望も明るいようですね。決算の内容をわかりやすくご紹介します。

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企業情報

企業名: 株式会社技研製作所
証券コード: 62890
決算期: 2024年8月期

株式会社技研製作所の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社技研製作所の決算日は8月31日です。第3四半期の決算期間は2023年9月1日~2024年5月31日となっています。

主な事業

株式会社技研製作所は、建設機械事業圧入工事事業を展開しています。建設機械事業では、杭打ち機械「サイレントパイラー」や路面切削機械などを製造・販売しています。圧入工事事業では、これらの自社製品を使った圧入工法の提案や施工を行っています。国内外でインフラ整備や災害復旧などに幅広く貢献しています。

今期の業績と利益率は?

2024年5月期第3四半期の業績は、売上高が前年同期比4.4%増の22,133百万円営業利益が同30.4%増の2,837百万円と好調です。経常利益は3,132百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,218百万円と大幅な増益となりました。利益率も堅調に推移しています。

売上・利益の推移

技研製作所の売上高は過去3年で29,272百万円(2023年8月期)、22,133百万円(2024年5月期第3四半期)と推移しています。一方、経常利益は3,060百万円(2023年8月期)、3,132百万円(2024年5月期第3四半期)と高水準を維持しています。中長期的な業績の安定成長が期待できそうです。

四半期連結貸借対照表について

2024年5月期第3四半期の四半期連結貸借対照表では、総資産が48,861百万円と前期末に比べ2,527百万円減少しています。一方、負債は8,790百万円と3,053百万円減少し、純資産は40,070百万円と526百万円増加しています。財務体質は引き続き健全に推移しています。

資産の部

流動資産は24,159百万円と前期末に比べ1,259百万円減少しました。固定資産は24,701百万円と1,267百万円減少しています。主な要因は受取手形・売掛金の減少や投資有価証券の減少などです。

負債の部

流動負債は8,426百万円と2,969百万円減少しました。固定負債は364百万円と83百万円減少しています。電子記録債務の減少などによるものです。

純資産の部

純資産は40,070百万円と前期末より526百万円増加しました。利益剰余金の増加などが主な要因です。自己資本比率は82.0%と引続き高水準を維持しています。

ROAとROE

2024年5月期第3四半期のROA(総資産経常利益率)は6.4%ROE(自己資本当期純利益率)は5.5%と、いずれも安定した水準を保っています。事業ポートフォリオの最適化や財務基盤の強化などにより、収益性と資本効率が良好に推移しているのがうかがえます。

キャッシュフロー

詳細なキャッシュフロー情報は開示されていませんが、営業活動によるキャッシュ・フローは堅調に推移しているものと考えられます。また、設備投資やM&A、配当など、積極的な成長投資にも余力があると見られます。今後の事業拡大に向けた柔軟な対応が期待されます。

配当の支払額

2024年5月期の中間配当は1株当たり20円、期末配当も20円と、年間40円の配当を実施しています。前期の年間配当金30.82円から増配となっており、株主還元にも積極的です。

今後の展望

技研製作所は、「長期ロードマップ・GIKEN GOALS 2031」に基づき、国内外でインフラ整備や災害対策、環境保全分野での事業拡大を目指しています。ヨーロッパやアジアの成長市場での拡販、国内の防災・減災工事の受注増加など、中長期的な成長が期待できる状況です。

編集部のまとめ

株式会社技研製作所の2024年5月期第3四半期決算は、建設機械や圧入工事の好調な売上を背景に、増収増益となりました。自己資本比率も高水準で財務基盤も健全です。災害復旧や防災・減災、環境配慮型インフラなど、成長分野での事業拡大に期待が高まります。今後の持続的な業績向上と株主還元に注目が集まりそうです。

株式会社技研製作所の決算日や配当についてまとめました。

株式会社技研製作所の決算日は8月31日で、第3四半期の決算期間は2023年9月1日~2024年5月31日でした。2024年5月期の中間配当は1株20円、期末配当も20円と年間40円の配当を実施しています。前期から増配となっており、株主還元にも注力していることがわかります。

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