株式会社スリーエフの第44期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社スリーエフの2024年2月期第1四半期決算が公表されました。営業収入は34億13百万円と前年同期比0.9%減となりましたが、営業利益は2億50百万円と60.9%の大幅な増益となりました。ローソン・スリーエフ店舗の好調を背景に、個店平均日販の向上と加盟店利益の安定化が進んでいます。

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企業情報

企業名: 株式会社スリーエフ
証券コード: 75440
決算期: 2月末

株式会社スリーエフの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社スリーエフの決算日は2月末日です。年に1回の本決算に加えて、第1四半期(3月-5月)、第2四半期(6月-8月)、第3四半期(9月-11月)の四半期決算を行っています。

主な事業

株式会社スリーエフは、コンビニエンスストア事業を主力としています。ローソンチェーン店舗「ローソン・スリーエフ」の運営と、新型フォーマット「gooz(グーツ)」の展開を行っています。1980年の設立以来、関東地区を中心に店舗展開を行っており、2024年5月末時点で合計329店舗を運営しています。

今期の業績と利益率は?

2024年2月期第1四半期の業績は、営業収入が34億13百万円となり前年同期比0.9%減少しましたが、営業利益は2億50百万円と60.9%の大幅な増益となりました。主力の「ローソン・スリーエフ」店舗が好調で、個店平均日販の向上と加盟店利益の増加が業績を牽引しています。

売上・利益の推移

近年の業績を見ると、2023年2月期の売上高は13,857百万円と堅調に推移しています。利益面でも2023年2月期の経常利益は914百万円と大きく改善しており、安定的な収益基盤が築かれています。中期的にもコンビニ需要の回復と新業態「gooz」の寄与により、更なる業績拡大が期待できると見られています。

四半期連結貸借対照表について

2024年5月末時点の総資産は4,620百万円となっています。前期末から367百万円の減少となりました。主な要因は現金及び預金の減少です。一方、負債は636百万円と前期末より187百万円減少しており、自己資本比率は79.5%と健全な財務状況を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が3,658百万円と前期末より417百万円減少しています。一方、商品が91百万円と前期末より8百万円減少しています。固定資産は601百万円と微増しており、財務体質は引き続き健全に推移しています。

負債の部

負債の部では、未払法人税等が92百万円と前期末より230百万円減少しました。一方で、未払金が207百万円と前期末より18百万円増加しています。負債全体では636百万円と前期末より187百万円の減少となっています。

純資産の部

純資産の部では、株主資本が3,665百万円と前期末より36百万円増加しています。一方で、非支配株主持分が311百万円と前期末より215百万円減少しています。自己資本比率は79.5%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

株式会社スリーエフのROA(総資産利益率)は、2024年2月期が4.3%と前期の3.9%から改善しています。これは営業利益の増加と総資産の適正水準管理により、収益性が高まってきているためです。一方ROE(自己資本利益率)は2024年2月期が13.0%と前期の14.1%から若干低下しています。これは純資産の増加率が売上増加率を下回ったためです。今後は、財務面での効率化とともに、更なる収益力の強化が課題と言えます。

キャッシュフロー

株式会社スリーエフのキャッシュフローは安定的に推移しています。2024年2月期は営業キャッシュフローが914百万円と好調でした。一方で投資キャッシュフローは△273百万円と設備投資等で資金を使っています。財務キャッシュフローは△701百万円と配当金の支払等により資金を使っています。全体としては現金および現金同等物は4,075百万円と手元流動性は高く、今後の事業展開に十分な資金を確保できる状況にあります。

配当の支払額

株式会社スリーエフは、株主への利益還元として配当を実施しています。2024年2月期の1株当たり年間配当金は10円となりました。これは前期と同額の配当水準を維持しています。今後も安定的な配当の継続を目指すとともに、配当性向30%程度を目標としており、株主還元の充実にも取り組んでいきます。

今後の展望

株式会社スリーエフは、今後も個店平均日販の向上と加盟店の経営安定化を最重点課題として取り組んでいきます。ローソン・スリーエフ店舗の競争力強化や新型フォーマット「gooz」の拡大などにより、更なる成長を目指します。また、店舗改装や出店立地の最適化などにも注力し、収益力の向上に努めていく考えです。中期的には、店舗ネットワークの最適化と生産性の向上により、業績拡大が見込めると期待されています。

編集部のまとめ

株式会社スリーエフの2024年2月期第1四半期決算は、営業利益が前年同期比60.9%増と大幅な増益となりました。主力の「ローソン・スリーエフ」店舗が好調で、個店平均日販の向上と加盟店利益の増加が業績を押し上げています。財務面でも自己資本比率が高水準を維持しており、今後の事業展開に十分な資金を確保できる状況にあります。中期的には店舗ネットワークの最適化と生産性向上により、更なる業績拡大が期待できます。

株式会社スリーエフの決算日や配当についてまとめました。

株式会社スリーエフの決算日は2月末日で、年に1回の本決算に加えて四半期決算も行っています。配当金は1株当たり10円と前期と同額を維持しており、配当性向30%程度を目標としています。今後も安定的な配当の継続を目指すとともに、事業の成長により株主還元の充実化にも取り組んでいきます。

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