こんにちは。株式会社ホテル、ニューグランドの決算報告について、分かりやすく紹介させていただきます。
この企業は、ホテルや不動産事業を展開する老舗企業で、横浜を代表する観光スポットの一つ「ホテル、ニューグランド」を運営しています。最近は宴会需要の回復などで業績が順調に推移しており、株主の皆様にも楽しみな内容となっています。
企業情報
企業名: 株式会社ホテル、ニューグランド
証券コード: E04566
決算期: 11月
株式会社ホテル、ニューグランドの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ホテル、ニューグランドの決算日は11月30日です。第2四半期決算は5月31日に行われます。
主な事業
株式会社ホテル、ニューグランドは、ホテル事業と不動産賃貸事業を展開しています。ホテル事業では、横浜の観光名所「ホテル、ニューグランド」を運営しています。また、不動産賃貸事業では、同社の保有する不動産を賃貸しています。
ホテル事業が全体の売上の99%を占める主力事業です。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期累計期間の売上高は2,920,128千円と前年同期比12.1%増加しました。また、経常利益は227,254千円と前年同期比99.4%増加しており、利益率も大幅に改善しています。
このように、ホテルの回復基調が続いており、業績は順調に推移しています。
売上・利益の推移
直近の第2四半期累計期間の売上高は2,920,128千円と過去最高を更新しました。利益面でも、経常利益が227,254千円と前年同期比で99.4%も増加しています。
ホテル事業の需要回復に加え、コスト管理の徹底により、売上、利益ともに好調に推移しています。
四半期連結貸借対照表について
株式会社ホテル、ニューグランドの四半期連結貸借対照表について見ていきましょう。
資産の部
資産合計は7,987,652千円と前事業年度末比33,885千円増加しました。
現金及び預金が432,038千円減少した一方で、有形固定資産が428,848千円増加したことが主な要因です。
負債の部
負債合計は4,364,513千円と前事業年度末比336,207千円減少しました。
買掛金の減少や、長期借入金の返済などによるものです。
純資産の部
純資産合計は3,623,139千円と前事業年度末比370,092千円増加しました。
四半期純利益の計上による利益剰余金の増加が主な要因です。
ROAとROE
ROA(総資産利益率)は前年同期比1.4ポイント改善し2.8%となりました。
また、ROE(自己資本利益率)は前年同期比2.3ポイント改善し10.7%となっています。
この背景には、売上や利益の増加に加え、財務体質の改善による自己資本の増加などがあげられます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは109,883千円の増加となりました。
一方で、有形固定資産の取得などによる投資活動によるキャッシュ・フローは450,877千円の減少となっています。
全体としては、前事業年度末比432,038千円減少の1,990,534千円となりました。
配当の支払額
当期の配当につきましては、1株につき25円の配当を実施しました。
この結果、配当金の総額は29,522千円となりました。
今後の展望
今後も、ホテル事業の需要回復や新規事業展開により、企業業績の向上が期待されます。
また、財務体質の改善にも注力しており、ROA、ROEの向上にも期待が持てる状況です。
引き続き、株主の皆様への利益還元にも力を入れていく方針です。
編集部のまとめ
株式会社ホテル、ニューグランドの決算は、売上、利益ともに好調に推移しています。ホテル需要の回復に加え、コスト管理の徹底によって、収益性が大幅に改善されました。また、手厚い配当も株主還元の一例です。
今後も、新しい取り組みによって持続的な成長が期待できそうです。株式会社ホテル、ニューグランドは、投資家の注目株といえるでしょう。
株式会社ホテル、ニューグランドの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ホテル、ニューグランドの決算日は11月30日、第2四半期決算は5月31日に行われます。また、この度の決算では、1株25円の配当を実施しました。企業業績が好調な同社は、今後も株主還元に注力していくことが期待できる企業だと言えるでしょう。