株式会社オキサイドの第25期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社オキサイドの2024年3月1日から同年5月31日までの第1四半期決算が発表されました。売上高は前年同期比2.1%増の1,388百万円と微増となりました。一方で、経常損失は360百万円となり、前年同期の経常利益から大幅悪化しています。オキサイド社は光学事業を中心に展開しており、製品別ではレーザ装置の生産・出荷が計画通りに進捗したものの、一部旧部材の不具合影響が残っているとのことです。今後の業績回復に期待が寄せられます。

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企業情報

企業名: 株式会社オキサイド
証券コード: E36433
決算期: 毎年2月末

株式会社オキサイドの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社オキサイドは、毎年2月末を決算期としています。つまり、3月1日から翌年2月末までの1年間が会計年度となります。今回の決算は、2024年3月1日から同年5月31日までの第1四半期の決算となります。

主な事業

株式会社オキサイドは、光学事業を中心に事業を展開しています。主力製品はレーザ装置で、半導体製造装置などに使用されています。そのほかにもヘルスケア事業や新領域事業にも注力しており、事業の幅を広げています。世界各国の顧客に製品を提供しており、グローバルな事業展開を行っています。

今期の業績と利益率は?

今期の第1四半期は、売上高が1,388百万円と前年同期比2.1%増加しました。一方で、経常損失は360百万円と悪化しています。これは主に、一部の旧部材の不具合影響が残っており、売上原価が増加したことによるものです。利益率については、経常損失となったため、大幅に低下していることがわかります。

売上・利益の推移

オキサイド社の売上高は過去1年間で6,606百万円と好調に推移しています。しかし、利益面では経常損失766百万円と低迷しています。今期第1四半期の経常損失360百万円は前年同期比大幅悪化しており、利益改善が課題となっています。製品の性能向上や生産性向上などにより、収益性の改善に取り組む必要がありそうです。

四半期連結貸借対照表について

四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は20,048百万円となっています。負債合計は12,523百万円で、純資産は7,524百万円となっています。資産では有形固定資産や仕掛品が増加した一方、受取手形及び売掛金が減少しています。負債では短期借入金が増加しています。自己資本比率は37.5%となっており、健全な財務状況が維持されています。

資産の部

資産の部では、有形固定資産が8,568百万円と前期末から増加しています。一方で、受取手形及び売掛金が944百万円と減少しています。また、仕掛品が2,885百万円と増加しています。全体としては、前期末から796百万円増加し20,048百万円となっています。

負債の部

負債の部では、短期借入金が2,550百万円と前期末から増加しています。一方で、支払手形及び買掛金が278百万円と減少しています。全体としては、前期末から882百万円増加し12,523百万円となっています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が391百万円と減少しています。一方で、為替換算調整勘定が322百万円と増加しています。全体としては、前期末から85百万円減少し7,524百万円となっています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)とROE(自己資本利益率)については、今期第1四半期の決算ではマイナスの値となっています。これは、経常損失の計上により、収益性が悪化したためです。今後、売上や利益の改善により、ROAやROEの改善が期待されますが、しっかりとした収益基盤の構築が重要となります。

キャッシュフロー

キャッシュフローの状況については、四半期連結キャッシュフロー計算書が開示されていないため詳細は不明ですが、資産の増加に伴い、現金及び現金同等物が減少したと推測されます。今後の事業活動や投資活動、財務活動によるキャッシュフローの動向に注目が必要です。

配当の支払額

今回の四半期決算では、配当の支払額についての情報は開示されていません。株主への利益還元は重要な経営課題の1つですので、今後の本決算などで配当の動向を確認する必要があります。

今後の展望

オキサイド社は、主力のレーザ装置事業の収益性改善に取り組むとともに、ヘルスケア事業や新領域事業の拡大によって、企業価値向上を図っていくとしています。経常損失の縮小と黒字化の実現が課題となっており、部材供給の安定化やコストダウンなどにより、収益性の改善を目指す必要があります。また、新製品開発や新規事業領域の開拓など、中長期的な成長にも期待が寄せられています。

編集部のまとめ

オキサイド社の2024年3月1日から同年5月31日までの第1四半期決算は、売上高が前年同期比2.1%増の1,388百万円と微増に留まる一方で、経常損失が360百万円と大幅に悪化しました。レーザ装置事業では一部部材の不具合影響が残っており、収益性の改善が課題となっています。今後、収益基盤の強化と新事業の育成により、業績の回復と企業価値向上が期待されます。

株式会社オキサイドの決算日や配当についてまとめました。

株式会社オキサイドの決算日は毎年2月末です。今回は2024年3月1日から同年5月31日までの第1四半期決算が発表されました。配当については、今回の決算において具体的な情報は開示されていませんが、株主への利益還元は重要な課題であるため、今後の動向に注目していく必要があります。

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