株式会社コパ・コーポレーションの決算が発表されました!このコパ・コーポレーションは、家電や生活用品の販売を主な事業としている企業です。新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、前年同期と比べて売上高は減少傾向にありますが、利益率の改善などポジティブな材料もあります。今後の取り組みにも注目が集まっています。
企業情報
企業名: 株式会社コパ・コーポレーション
証券コード: E35554
決算期: 2024年2月期
株式会社コパ・コーポレーションの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社コパ・コーポレーションの決算日は2月末日です。毎年3月頃に通期の決算短信を公表しています。
主な事業
株式会社コパ・コーポレーションは、家電製品やキッチン用品、ビューティグッズなどの生活関連商品を中心に、TV通販やインターネット販売、量販店への卸販売などを行っている企業です。その他にも、企業向けのプロモーション動画制作なども手がけています。
今期の業績と利益率は?
今期の売上高は474,589千円と前年同期比で17.0%の減少となりました。一方で、営業利益は前年同期の赤字から45,927千円の赤字まで改善しています。経常利益や四半期純利益も前年同期の赤字から縮小傾向にあり、利益率の改善が見られます。
売上・利益の推移
過去3年間の売上高と利益の推移をみると、売上高は2022年2月期の571,686千円をピークに減少傾向にあります。一方で、営業利益や経常利益は2022年2月期の赤字から徐々に改善し、今期は赤字幅が縮小しています。四半期純利益も同様の傾向となっています。
四半期連結貸借対照表について
コパ・コーポレーションの四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は前事業年度末比で122,539千円増加の1,769,132千円となっています。また、純資産は前事業年度末比で45,868千円減少の1,431,560千円となっています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が19,739千円減少した一方で、売掛金が52,016千円、棚卸資産が114,930千円増加しています。
負債の部
負債の部では、買掛金が137,685千円、未払費用が38,877千円増加しています。
純資産の部
純資産の部では、四半期純損失の計上により利益剰余金が45,868千円減少しています。
ROAとROE
ROAは前年同期の-4.8%から-2.6%に、ROEは前年同期の-5.3%から-3.2%に改善しています。これは営業利益の改善やコストの適切な管理などにより、収益性が高まってきていることが背景にあると考えられます。
キャッシュフロー
キャッシュ・フロー計算書によると、営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期と比べて減少しています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローはほぼ変わらず、財務活動によるキャッシュ・フローにも大きな変化はありません。全体としては、前年同期比で19,739千円の減少となっています。
配当の支払額
株式会社コパ・コーポレーションは、現在のところ配当を行っていません。今後の業績動向を見ながら、株主還元策について検討していくことが期待されます。
今後の展望
株式会社コパ・コーポレーションは、新型コロナの影響が続く中で、既存販売チャネルの強化や新たな販路開拓、コスト管理の徹底などに取り組んでおり、業績回復に向けて努力しています。今後の商品開発力の向上や新規顧客の取り込み、M&Aなどの施策にも期待が寄せられています。
編集部のまとめ
株式会社コパ・コーポレーションの2024年2月期第1四半期決算は、売上高の減少はあったものの、利益率の改善など前年同期比では好転しています。今後はコロナの影響が和らぐ中で、新商品開発や販路拡大などさらなる成長につなげていくことが期待されます。株主還元策の検討など、株主の皆様への対応にも注目が集まります。
株式会社コパ・コーポレーションの決算日や配当についてまとめました。
株式会社コパ・コーポレーションの決算は2月末日で、毎年3月頃に決算短信を公表しています。また、現在のところ同社は配当を行っていませんが、今後の業績動向を見ながら株主還元策について検討していくことが期待されます。