株式会社ネクスグループの第41期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社ネクスグループの2023年12月1日から2024年5月31日までの第2四半期決算が発表されました。ネクスグループは、メタバースやデジタルコンテンツ、IoT関連、暗号資産・ブロックチェーンなどの事業を展開する企業です。今期の売上高は485,855千円と前年同期比で5.4%の増加となりました。一方で営業損失は196,699千円となり、赤字幅が拡大しています。株式会社ケーエスピーの子会社化や株式会社スケブの完全子会社化など、M&Aを通じたグループ企業の拡大に積極的に取り組んでいる様子がうかがえます。今後の成長に期待がかかっています。

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企業情報

企業名: 株式会社ネクスグループ
証券コード: E05702
決算期: 11月

株式会社ネクスグループの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ネクスグループの決算日は11月30日です。第2四半期は2023年12月1日から2024年5月31日までの期間となっています。

主な事業

株式会社ネクスグループは、メタバースやデジタルコンテンツ、IoT関連、暗号資産・ブロックチェーンなどの事業を展開しています。メタバース・デジタルコンテンツ事業では、株式会社実業之日本デジタルが展開する『静かなるドン』シリーズが好調な売上を続けています。IoT関連事業では、株式会社ネクスがAIやIoTを活用したソリューションを提供しています。また、暗号資産・ブロックチェーン事業では、NCXC(ネクスコイン)を中心としたサービスの拡大を目指しています。

今期の業績と利益率は?

当第2四半期の業績は、売上高485,855千円と前年同期比で5.4%の増収となりました。一方で、営業損失196,699千円と赤字幅が拡大しています。暗号資産の評価損が大きく影響したことが主な要因です。利益率についても、営業損失を計上したことから低調な結果となっています。

売上・利益の推移

ネクスグループの売上高は、2023年11月期第2四半期が460,832千円、2024年5月期第2四半期が485,855千円と概ね横ばいで推移しています。一方で、利益面では2023年11月期第2四半期の営業損失87,079千円から2024年5月期第2四半期の営業損失196,699千円と赤字幅が拡大しています。暗号資産の評価損の影響が大きいことが主な要因です。

四半期連結貸借対照表について

ネクスグループの2024年5月31日時点の四半期連結貸借対照表をみると、資産合計3,571,630千円負債合計640,477千円純資産合計2,931,153千円となっています。前期末と比較して、資産は491,479千円増加、負債は521,826千円増加、純資産は30,346千円減少しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が809,752千円売掛金が206,603千円商品及び製品が111,861千円仕掛品が95,689千円となっています。前期末と比べて現金及び預金や売掛金、棚卸資産が増加しています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が172,343千円1年内返済予定の長期借入金が117,910千円1年内償還予定の社債が14,000千円などとなっています。前期末と比較して、支払手形及び買掛金や長期借入金が増加しています。

純資産の部

純資産の部では、資本金が10,000千円資本剰余金が4,976,701千円利益剰余金が△1,966,194千円となっています。前期末と比べて資本剰余金が増加し、利益剰余金が減少しています。

ROAとROE

ネクスグループのROA(総資産営業利益率)は、2023年11月期第2四半期が△4.5%、2024年5月期第2四半期が△5.5%と低水準で推移しています。また、ROE(自己資本利益率)も2023年11月期第2四半期が2.9%、2024年5月期第2四半期が△7.0%と非常に低い水準となっています。主力事業の暗号資産・ブロックチェーン事業の収益性低下が影響し、全体の収益性が悪化しているものと考えられます。

キャッシュフロー

当第2四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが△139,821千円と支出超過、投資活動によるキャッシュ・フローが△112,764千円と投資に資金を使っています。一方で財務活動によるキャッシュ・フローは20,000千円と資金を獲得しています。全体としては322,424千円の増加となり、806,152千円の現金及び現金同等物を確保できました。

配当の支払額

ネクスグループでは、当第2四半期決算においても配当の支払いは行われていません。過去数期にわたって無配が続いており、当面の間は配当を実施する予定はないようです。業績の回復と財務体質の強化に注力しているものと考えられます。

今後の展望

ネクスグループは、メタバースやデジタルコンテンツ事業の拡大、IoT関連事業の新サービス投入、暗号資産・ブロックチェーン事業の収益性改善に取り組んでいきます。2024年7月1日には、株式会社スケブを完全子会社化し、デジタルコンテンツ事業の強化を図る予定です。また、2024年5月に株式会社ケーエスピーを完全子会社化するなど、M&Aによる事業基盤の拡大にも力を入れています。今後の業績改善に期待がかかっています。

編集部のまとめ

株式会社ネクスグループは、メタバースやデジタルコンテンツ、IoT関連、暗号資産・ブロックチェーンなどの事業を展開する企業です。今期の売上高は前年同期比で5.4%増加しましたが、営業損失が拡大しています。暗号資産の評価損が主な要因です。一方で、株式会社ケーエスピーの子会社化や株式会社スケブの完全子会社化など、M&Aを通じたグループ企業の拡大にも注力しています。今後の業績改善に期待がかかっています。

株式会社ネクスグループの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ネクスグループの決算日は11月30日で、第2四半期は2023年12月1日から2024年5月31日までの期間となっています。また、当期の配当は実施されていません。業績の回復と財務体質の強化を優先しているようです。

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