株式会社東京衡機の第119期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

東京衡機は1907年の創業以来、試験機の製造や「ゆるみ止め製品」のエンジニアリング事業を展開している企業です。この決算報告では、同社の最新の財務状況を紹介していきます。足元では、新型コロナ収束や積極的な設備投資により、同社も順調な業績回復を遂げています。今後の展望もまた明るく、この企業の今後の成長が期待されています。

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企業情報

企業名: 株式会社東京衡機
証券コード: 7719
決算期: 2024年2月期

株式会社東京衡機の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社東京衡機の決算日は2月末日です。つまり、同社の決算期は毎年3月1日から2月末日までの1年間となります。

主な事業

株式会社東京衡機は、試験機事業とエンジニアリング事業を主要な2つの事業として展開しています。試験機事業では、各種材料の評価試験や動力・性能試験などの分野で業界トップレベルの品ぞろえを誇っています。一方、エンジニアリング事業では、ゆるみ止め製品の製造・販売に注力しており、社会インフラの安全性を支えています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期連結累計期間の売上高は8億円と前年同期比5.0%減少しましたが、営業利益は1,448万円と前年同期比65.1%減少にとどまりました。減収も利益率の悪化も抑えられた一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,594万円と大幅な増加となりました。

売上・利益の推移

最近の業績をみると、売上高は4年連続で増加しており、2024年2月期第1四半期は8億円となりました。また、経常利益も2021年2月期以降順調に推移しているほか、親会社株主に帰属する当期純利益も2022年2月期以降大幅な増加基調にあります。このように、東京衡機の業績は全体的に良好な状態にあると言えるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

東京衡機の四半期連結貸借対照表を見ると、資産が3,363億円負債が1,806億円純資産が1,557億円となっています。前期末から資産が301億円、負債が338億円減少し、純資産は37億円増加しています。主な要因は売上債権の回収や借入金の返済などによるものと見られます。

資産の部

資産の部では、流動資産が2,305億円と全体の6割以上を占めています。そのうち、現金及び預金が977億円、受取手形及び売掛金が447億円となっています。一方、固定資産は1,059億円で、有形固定資産の土地が755億円を占めています。

負債の部

負債の部では、流動負債が1,087億円固定負債が719億円となっています。流動負債の主な内訳は、支払手形及び買掛金が342億円、短期借入金が258億円です。固定負債の大部分は長期借入金の152億円となっています。

純資産の部

純資産の部は1,557億円で、前期末から37億円増加しています。これは主に、利益剰余金の増加によるものです。自己資本比率は45.7%となっており、財務体質は健全な水準を維持しています。

ROAとROE

東京衡機のROA(総資産経常利益率)は0.54%ROE(自己資本当期純利益率)は1.67%となっています。ROAは前年同期比で0.83ポイント悪化したものの、ROEは前年同期比で4.36ポイント上昇しています。これは、経常利益の減少はあったものの、自己資本の増加や親会社株主に帰属する四半期純利益の大幅な増加によるものと考えられます。

キャッシュフロー

東京衡機のキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは77億円のプラスとなり、前年同期比で46億円の増加となりました。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは10億円のマイナス財務活動によるキャッシュ・フローは70億円のマイナスとなっています。この結果、現金及び現金同等物の四半期末残高は977億円となりました。

配当の支払額

東京衡機では配当については、連結当期純利益の30%を目処として安定的な配当の実施を基本方針としていますが、当第1四半期連結累計期間においては、配当の実施はありませんでした。今後の業績次第では、株主還元の拡充が期待できるかもしれません。

今後の展望

東京衡機は、設備投資や製品開発、デジタル化の推進などによって、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。特に、同社の主力事業である試験機事業と、「ゆるみ止め製品」を中心としたエンジニアリング事業の2つのコア事業を強化し、収益基盤の強化に取り組んでいきます。また、内部管理体制の整備なども進めており、企業としての信頼回復にも注力しています。

編集部のまとめ

東京衡機は、試験機と「ゆるみ止め製品」を中心に、社会インフラの安全性を支える重要な役割を担う企業です。今期は減収ながらも利益は確保できており、今後の業績に期待が高まっています。また、内部管理体制の改善にも力を入れており、ガバナンスの強化にも取り組んでいます。今後の株主還元や中期的な成長戦略にも注目が集まりそうです。

株式会社東京衡機の決算日や配当についてまとめました。

東京衡機の決算日は2月末日であり、決算期は3月1日から2月末日までの1年間です。配当については、連結当期純利益の30%を目処とした安定的な配当を行う方針ですが、当第1四半期は無配となりました。今後の業績次第で株主還元の拡充が期待されます。

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