㈱ティムスの第21期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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㈱ティムスの決算が発表されました!同社は医療品開発事業を行う企業で、これまでにも注目されていますね。今回の決算では、主力パイプラインの開発が着実に進んでおり、今後の成長が期待できそうです。詳しい決算内容をご紹介していきましょう。

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企業情報

企業名: ㈱ティムス
証券コード: 48910
決算期: 2024年2月期

㈱ティムスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

㈱ティムスの決算日は2月末となっています。したがって、2024年2月期の決算発表は2024年7月12日に行われました。

主な事業

㈱ティムスは、医療品開発事業を主力としています。同社は、SMTP化合物と呼ばれる独自開発の医薬品候補物質について、急性期脳梗塞や高血圧、腎障害などを対象に研究開発を進めています。特に、プラスミノーゲンを介した血栓溶解作用と抗炎症作用を持つTMS-007は、既存薬と比べて投与可能時間が長いなどの特徴を持っており、注目されています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の売上高は0円、営業損失は2億2,325万円となりました。研究開発費の増加により、赤字幅が拡大しています。一方で、同社は研究開発を積極的に進めており、将来の成長につなげていく方針です。

売上・利益の推移

㈱ティムスは現在、医薬品候補物質の研究開発段階にあるため、売上高は計上されていません。一方で、研究開発費が増加傾向にあり、2024年2月期は9億4,339万円の経常損失を計上しています。今後、臨床試験の進展や承認取得により、売上高の計上が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表では、資産合計が32億2,626万円となっています。現金及び預金が31億5,603万円と大半を占めており、研究開発への投資に備えた手元資金を十分に確保しています。一方で、負債合計は1億1,321万円と低水準です。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が31億5,603万円と大半を占めています。これは、これまでの資金調達の結果蓄積されたものです。その他には、前払費用や未収消費税などが計上されています。

負債の部

負債の部では、未払金が4,986万円、未払費用が4,291万円となっています。研究開発費の支払いなどが主な内容です。総じて、負債は低水準に抑えられています。

純資産の部

純資産の部では、資本金が15億665万円、利益剰余金がマイナス9億9,177万円となっています。これまでの研究開発投資により、利益剰余金がマイナスとなっていますが、資本金が十分に確保されています。

ROAとROE

㈱ティムスは現在、研究開発段階にあるため、ROAやROEの改善には時間を要すると考えられます。しかし、主力パイプラインの開発が進捗すれば、将来的な業績拡大が期待できます。今後の事業展開と経営改善に注目していきましょう。

キャッシュフロー

同社は、前期末時点で現金及び預金が34億4,663万円を確保しており、研究開発に必要な資金を十分に確保できる状況にあります。今後も、投資家からの支持を得て、資金調達を継続していく方針です。

配当の支払額

㈱ティムスは、現在のところ配当を行っていません。医薬品開発企業は、研究開発投資に経営資源を集中させる傾向にあるため、当面は配当よりも成長投資に注力していくと考えられます。

今後の展望

㈱ティムスは、研究開発段階にあるものの、主力パイプラインの開発が着実に進展しています。特に、急性期脳梗塞治療薬のTMS-007は、既存薬との差別化を図れる可能性があり、今後の成長が期待されます。同社は、新規パイプラインの獲得にも積極的に取り組んでおり、更なる事業拡大が見込めます。

編集部のまとめ

㈱ティムスの決算は、研究開発投資の増加に伴う赤字幅拡大となりましたが、主力パイプラインの開発進捗が順調であり、今後の成長が期待できます。同社は現時点で十分な手元資金を確保しており、今後の事業展開に備えた体制が整っています。医療分野における同社の挑戦に注目していきましょう。

㈱ティムスの決算日や配当についてまとめました。

㈱ティムスの決算日は2月末で、2024年2月期の決算発表は2024年7月12日に行われました。同社は現在、医薬品開発の研究段階にあるため、配当は行っていません。今後、主力パイプラインの開発が進捗すれば、利益の計上と配当の実施が期待できるでしょう。

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