日本毛織株式会社の2023年12月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比1.7%減の53,608百万円となりましたが、営業利益は4,668百万円と2.2%増を記録しました。
企業情報
企業名: 日本毛織株式会社
証券コード: 32010
決算期: 2023年12月期
日本毛織株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
日本毛織株式会社の決算期は11月30日です。第2四半期決算は毎年7月に発表されます。
主な事業
日本毛織株式会社は、衣料繊維事業、産業機材事業、人とみらい開発事業、生活流通事業の4つのセグメントを展開しています。主に衣料用素材や産業資材、不動産開発などの事業を行っています。最近では、保育や介護関連、スポーツ関連などのライフサポート事業にも注力しています。
今期の業績と利益率は?
2023年12月期第2四半期の業績は、売上高が53,608百万円と前年同期比1.7%の減収となりましたが、営業利益は4,668百万円と2.2%の増益となりました。営業利益率は8.7%と前年同期の8.4%から改善しています。
売上・利益の推移
直近の売上高は2023年12月期第2四半期が53,608百万円と前年同期比1.7%減でしたが、経常利益は5,062百万円と5.2%増加しています。前年同期の経常利益は4,810百万円でしたので、着実に利益が積み上がっているといえます。
四半期連結貸借対照表について
日本毛織株式会社の2023年12月期第2四半期末の四半期連結貸借対照表は、資産合計173,712百万円、負債合計54,169百万円、純資産合計119,543百万円となっています。
資産の部
流動資産は95,346百万円で、前期末比2.7%増加しています。固定資産は78,365百万円と6.9%増加しています。
負債の部
流動負債は36,162百万円と5.6%増加、固定負債は18,007百万円と1.5%増加しています。
純資産の部
純資産は119,543百万円と前期末比4.7%増加しています。自己資本比率は68.2%と健全な水準を維持しています。
ROAとROE
ROAは3.7%、ROEは7.8%と前年同期比でいずれも上昇しています。これは主に当期の経常利益の増加によるものです。今後の収益性の向上に期待が高まっています。
キャッシュフロー
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フロー6,121百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フロー3,755百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フロー241百万円の収入となりました。この結果、現金及び現金同等物の残高は37,952百万円となっています。
配当の支払額
日本毛織株式会社は、2024年2月22日開催の定時株主総会において、1株当たり19円の期末配当を決議しました。これにより、年間配当は1株当たり35円となります。
今後の展望
日本毛織株式会社は、中長期ビジョン「ニッケグループRN130ビジョン」に基づき、各事業の魅力的な商品開発や収益性の向上に注力しています。特に、不動産開発事業や介護事業、スポーツ関連事業などの成長分野への投資に力を入れる方針です。さらなる企業価値向上に向けて、グループ一丸となって取り組んでいきます。
編集部のまとめ
日本毛織株式会社の2023年12月期第2四半期決算は、売上高は減少したものの、営業利益や経常利益は増加しました。また、自己資本比率も68.2%と健全な水準を維持しています。今後は不動産開発や介護、スポーツ関連事業など成長分野への投資に注力し、企業価値の向上を目指していきます。
日本毛織株式会社の決算日や配当についてまとめました。
日本毛織株式会社の決算期は11月30日で、第2四半期決算は7月に発表されます。また、2024年2月22日開催の定時株主総会において、1株当たり19円の期末配当が決議され、年間配当は1株当たり35円となりました。今後も株主還元に積極的に取り組んでいくと期待できます。