プラップジャパンの最新の業績が発表されました! この株式会社プラップジャパンは、広告・PR業界の大手企業の1つで、様々なメディアとのコミュニケーションをサポートしています。
企業情報
企業名: 株式会社プラップジャパン
証券コード: 24490
決算期: 2024年8月
株式会社プラップジャパンの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社プラップジャパンの決算期は8月で、四半期決算は11月、2月、5月、8月の年4回行われています。中でも5月と8月の決算は本決算となります。
主な事業
株式会社プラップジャパンは、企業のコミュニケーション戦略の立案から、メディア対応、情報発信、デジタルマーケティングなど、広報PRに関するワンストップサービスを提供しています。特に、サステナビリティPR、危機管理広報コンサルティング、ヘルスケア・IT業界向けの案件に強みを発揮しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の売上高は5,038百万円と前年同期比0.6%増加となりました。しかし、販売費及び一般管理費の増加により、営業利益は412百万円と31.1%減少しています。利益率についても、前年同期の営業利益率11.9%から現在は8.2%と減少しています。
売上・利益の推移
過去3年間の業績をみると、売上高はおおむね6,000百万円前後で推移しています。一方で、利益面では2023年8月期に営業利益が436百万円と好調でしたが、当第3四半期では412百万円と減少しています。利益率も低下傾向にあるため、今後の業績改善が課題といえます。
四半期連結貸借対照表について
当第3四半期連結会計期間末の総資産は6,959百万円で、前期末比107百万円増加しました。主な増加要因は、現金及び預金の増加などによるものです。一方で、負債合計は1,632百万円と、前期末比79百万円増加しています。
資産の部
流動資産は5,969百万円で、前期末から249百万円増加しています。現金及び預金、売掛金、棚卸資産などが増加しています。固定資産は989百万円で、前期末から142百万円減少しています。のれんが減損により減少したことが主な要因です。
負債の部
流動負債は1,567百万円で、前期末から114百万円増加しています。買掛金や契約負債が増加しています。固定負債は65百万円で、前期末から34百万円減少しています。
純資産の部
純資産は5,326百万円で、前期末から27百万円増加しています。利益剰余金が減少したものの、為替換算調整勘定やその他有価証券評価差額金の増加により、全体としては増加しました。
ROAとROE
ROAは前期8.7%から当第3四半期7.3%に低下しています。主な要因は、のれんの減損損失によるものです。一方、ROEは前期9.9%から当第3四半期3.4%と大幅に低下しています。これは、利益の減少が主な要因です。今後の業績回復が課題といえます。
キャッシュフロー
当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの詳細については四半期報告書には記載がありませんでした。ただし、現金及び預金が前期末から107百万円増加しているため、営業活動によるキャッシュ・インフローが確保できているものと考えられます。
配当の支払額
株式会社プラップジャパンは、期末配当を年1回行っています。直近の2023年11月の期末配当は1株40円の配当を実施しました。株主還元の面では、一定の配当水準を維持していると評価できます。
今後の展望
株式会社プラップジャパンは、リアルとデジタルの両面でクライアントのコミュニケーション活動を支援することに注力しています。中国や東南アジアでの事業拡大にも期待が高まっています。ただし、利益率の低下は課題であり、今後の業績改善が重要になってくるでしょう。
編集部のまとめ
株式会社プラップジャパンは広報PRのリーディングカンパニーとして、着実な成長を続けています。最新の決算では売上高は前年同期並みを維持したものの、利益率が低下したのが気になるところ。今後は、デジタル化の進展やグローバル化への対応など、成長戦略を着実に実行し、企業価値の向上につなげていくことが期待されます。
株式会社プラップジャパンの決算日や配当についてまとめました。
プラップジャパンの決算期は8月で、11月、2月、5月、8月に四半期決算を行っています。直近では2023年11月に1株40円の期末配当を実施しました。今後も株主への利益還元を継続していくことが期待されます。