株式会社トーヨーアサノの第82期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
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株式会社トーヨーアサノの最新の決算状況をお知らせします。売上高は10.5%増と順調に推移しており、利益率も健全な水準を維持しているようです。同社は建設事業を中心に事業を展開しており、国内の建設市場の堅調な推移を背景に、着実に収益を上げてきました。

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企業情報

企業名: 株式会社トーヨーアサノ
証券コード: 52710
決算期: 2024年2月29日

株式会社トーヨーアサノの決算日・決算時期(スケジュール)は?

同社の決算日は2月末となっており、四半期決算は2月、5月、8月、11月に発表されます。決算発表と同時に株主への配当支払いも行われています。

主な事業

株式会社トーヨーアサノは、コンクリートパイルを中心とした基礎事業不動産賃貸事業を展開しています。基礎事業では、住宅や建築物の地盤を支えるコンクリートパイルの製造・販売を手掛けており、全国に事業所を構えています。一方で不動産賃貸事業では、自社保有の不動産を活用し、安定的な収益を上げています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の売上高は4,426百万円と、前年同期比で10.5%の増加となりました。一方で、営業利益は279百万円と前年同期比11.6%減となりましたが、依然として高い利益率を維持しています。

売上・利益の推移

同社の売上高は、2024年2月期では15,067百万円と前期比6.8%の増加となりました。また、経常利益は915百万円と2桁の増益となっています。このように、着実に売上を拡大しつつ、高い収益性を維持し続けています。

四半期連結貸借対照表について

当第1四半期末の総資産は15,714百万円となり、前期末比695百万円の増加となりました。一方、負債合計は11,680百万円で、前期末比592百万円の増加です。純資産は4,033百万円と、前期末比103百万円の増加となっており、健全な財務体質を維持しています。

資産の部

総資産の増加の主な要因は、現金及び預金の増加136百万円受取手形、売掛金及び契約資産の増加1,044百万円などによるものです。一方で、未成工事支出金が475百万円減少しました。

負債の部

負債の増加の主な要因は、長期借入金の増加548百万円短期借入金の増加97百万円などによるものです。一方で、未払法人税等が174百万円減少しました。

純資産の部

純資産の増加の主な要因は、利益剰余金の増加103百万円によるものです。株主資本比率は25.67%と、堅実な財務体質を維持しています。

ROAとROE

当第1四半期のROAは1.8%と高水準を維持しており、ROEも3.8%と良好な水準にあります。これは同社が長年にわたり築き上げてきた競争力の高い事業基盤と、収益力の高さを示しています。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローがプラス310百万円となり、安定的な収益基盤を示しています。投資活動によるキャッシュ・フローはマイナス110百万円、財務活動によるキャッシュ・フローはプラス36百万円となっており、全体としては136百万円の増加となりました。

配当の支払額

同社は、株主還元を重視しており、当第1四半期では1株当たり40円の配当を実施しています。配当性向は32.8%となっており、安定的な配当を維持しつつ、企業価値の向上にも取り組んでいます。

今後の展望

同社は、第7次中期経営計画”TAFCO・RR計画”に沿って事業展開を行っています。建設市場の回復に加え、不動産事業の安定収益などにより、今後も着実な業績拡大が期待されます。また、財務体質の改善や生産性向上、新製品の開発など、様々な経営課題にも積極的に取り組み、企業価値の向上を目指しています。

編集部のまとめ

株式会社トーヨーアサノは、コンクリートパイル事業や不動産賃貸事業において高い収益性を維持しており、健全な財務体質と安定的な収益基盤を持っているといえます。今後も中期経営計画に基づき、持続的な成長を目指していくものと期待されます。

株式会社トーヨーアサノの決算日や配当についてまとめました。

同社の決算日は2月末で、四半期決算は2月、5月、8月、11月に発表されます。また、決算発表と同時に年1回の配当支払いを行っており、当期は1株当たり40円の配当を実施しました。今後も安定的な配当を続けていくことが期待されます。

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