株式会社ビックカメラの第44期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この度の決算報告では、株式会社ビックカメラの業績が好調に推移していることがわかりました。主力の物品販売事業12.5%増と大きく伸長し、経常利益も67.1%増と大幅な増益となっています。
これは、海外からの免税売上の回復や新規出店、M&Aによる事業拡大などが奏功したためと考えられます。
また、財務面では自己資本比率が29.4%と健全な水準を維持しており、今後の事業展開に問題はないと見られます。

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企業情報

企業名: 株式会社ビックカメラ
証券コード: E03481
決算期: 2023年9月1日~2024年8月31日

株式会社ビックカメラの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ビックカメラの決算期は9月1日から翌年8月31日までの1年間です。
四半期決算は9月、12月、3月、6月の各月に発表されています。

主な事業

株式会社ビックカメラは、家電・デジタル家電・情報家電などの「物品販売事業」と、BSデジタル放送事業を営む企業です。
全国各地にビックカメラ、コジマ、ソフマップなどのブランド店舗を展開し、幅広い商品ラインナップと専門性の高いサービスで顧客に支持されています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の売上高は6,876億78百万円と前年同期比で12.3%増と大幅に伸長しました。
また、経常利益は207億19百万円67.1%増と大きく増益となっています。
この背景には、免税売上の回復や新規出店、M&Aなどによる事業拡大が寄与したことがあります。

売上・利益の推移

ビックカメラの売上高は過去3年間で815,560百万円、687,678百万円、612,485百万円と推移しています。
経常利益も16,566百万円、20,719百万円、12,397百万円と増減を繰り返しています。
2024年5月期第3四半期は免税売上の回復や新規出店などにより大幅な増収増益となりました。

四半期連結貸借対照表について

ビックカメラの2024年5月期第3四半期末の総資産は5,011億26百万円となり、前連結会計年度末比で11.4%増となりました。
これは主に、売掛金の増加や商品及び製品の増加、のれんの増加などが要因です。

資産の部

総資産のうち、現金及び預金が791億円、売掛金が508億円、商品及び製品が1,238億円となっています。
また、のれんが99億円と増加しています。

負債の部

負債合計は3,133億7百万円と前連結会計年度末比で14.6%増となりました。
これは主に、買掛金の増加や短期借入金の増加によるものです。

純資産の部

純資産合計は1,878億19百万円と前連結会計年度末比で6.5%増となりました。
これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の増加や、その他有価証券評価差額金の増加によるものです。

ROAとROE

ビックカメラのROAは前期の2.8%から当期第3四半期で3.3%に上昇しています。
一方、ROEは前期の5.6%から当期第3四半期で10.0%と大幅に改善されています。
これは主に、利益率の向上と資本効率の改善により、収益性と資本効率が高まってきたためと考えられます。

キャッシュフロー

ビックカメラの四半期連結キャッシュ・フロー計算書は開示されていませんが、貸借対照表の増減から判断すると、営業活動によるキャッシュ・フローはプラスとなっていると推測できます。
一方、投資活動によるキャッシュ・フローは店舗投資などでマイナスとなっていると考えられます。

配当の支払額

ビックカメラは当期第3四半期に1株当たり9円の中間配当を実施しました。
前期は年間19円の配当を行っており、今期も同水準の配当を行う見込みです。
配当性向は30%前後で推移しており、業績に応じた配分を行っているものと考えられます。

今後の展望

ビックカメラは今後も、ブランドの強化や店舗網の整備、EC事業の拡大、M&Aなどによる事業領域の拡大に取り組んでいくとみられます。
また、経営基盤の強化に向けた「人を成長の原動力とする」「強い店舗の再構築」「収益構造の抜本的見直し」など、4つの重点施策にも注力していく方針です。

編集部のまとめ

株式会社ビックカメラの2024年5月期第3四半期決算は非常に良好な結果となりました。
売上高は前年同期比で2桁増収、経常利益も大幅な増益と大変好調な業績推移です。
これは、海外からの免税売上の回復や新規出店、M&Aなどによる事業拡大が功を奏したためと考えられます。
今後も、強いブランド力ときめ細かな顧客サービスを武器に、さらなる成長が期待できそうです。

株式会社ビックカメラの決算日や配当についてまとめました。

ビックカメラの決算日は9月1日から翌年8月31日までの1年間で、四半期決算は9月、12月、3月、6月に発表されています。
また、業績好調を反映し、中間配当は1株当たり9円を実施しています。通期では年間19円前後の配当を継続する見通しです。

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