ユナイテッド&コレクティブ株式会社の2024年第1四半期決算は好調な結果となりました。売上高は前年同期比1.3%増の1,686,002千円、営業利益は前年同期比131.7%増の78,194千円、四半期純利益は前年同期比791.7%増の64,758千円と大幅な増益となりました。
企業情報
企業名: ユナイテッド&コレクティブ株式会社
証券コード: 35570
決算期: 2月末
ユナイテッド&コレクティブ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
ユナイテッド&コレクティブ株式会社の決算日は2月末日です。第1四半期の決算期間は2024年3月1日から5月31日までとなります。
主な事業
ユナイテッド&コレクティブ株式会社は、飲食事業を中心に展開しています。主力ブランドである「てけてけ」を中心に、ハンバーガー店「the 3rd Burger」などを運営しています。現在79店舗を展開しており、都内を中心に店舗網を拡大しています。
今期の業績と利益率は?
2024年第1四半期の業績は非常に好調で、売上高は前年同期比1.3%増、営業利益は前年同期比131.7%増、四半期純利益は前年同期比791.7%増と大幅な増益となりました。このように第1四半期から好調な滑り出しを見せています。
売上・利益の推移
ユナイテッド&コレクティブ株式会社の売上高は2023年2月期には6,168,634千円を記録しましたが、COVID-19の影響で2024年2月期は6,065,634千円へ減少しました。しかし、今期第1四半期は1,686,002千円と前年同期比で増収となっており、経営改善が進んでいることがわかります。
四半期連結貸借対照表について
2024年5月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産は3,928,767千円、負債は3,996,482千円、純資産は-67,714千円となっています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が1,510,880千円、売掛金が269,012千円となっています。有形固定資産は971,422千円と大きな割合を占めています。
負債の部
負債の部では、長期借入金が2,472,726千円と大きな割合を占めています。また、買掛金が252,338千円となっています。
純資産の部
純資産の部では、資本金が435,087千円、資本剰余金が2,367,642千円となっていますが、利益剰余金が-2,898,709千円と債務超過の状態です。
ROAとROE
2024年2月期のROAは-7.3%、ROEは-30.74%と厳しい状況でしたが、第1四半期では改善傾向が見られます。今期はCOVID-19の影響が和らぎ、新業態の開発やコスト削減などの経営改善策が奏功しつつあるためです。今後も収益力の向上に注目していく必要があります。
キャッシュフロー
第1四半期のキャッシュフローの詳細は開示されていませんが、現金及び預金残高は1,510,880千円と良好な水準を維持しています。営業活動によるキャッシュ・フローの改善が進んでおり、安定した財務基盤を築いていくことが期待されます。
配当の支払額
ユナイテッド&コレクティブ株式会社は、当第1四半期会計期間において配当を行っていません。業績回復を目指す中で、内部留保の活用に注力しているようです。
今後の展望
ユナイテッド&コレクティブ株式会社は、2024年2月期通期で売上高6,303百万円、純利益75百万円の黒字化を目指しています。新業態の開発やリモデルなど、トップラインの早期回復に取り組むとともに、コスト管理を徹底していく方針です。今後の業績動向に期待が高まります。
編集部のまとめ
ユナイテッド&コレクティブ株式会社の2024年第1四半期決算は大幅増収増益となり、経営改善の成果が表れている印象です。主力ブランドの強化やコスト管理の徹底など、適切な経営判断がなされています。今期の通期目標も達成できる見通しで、同社の業績回復に期待が高まっています。
ユナイテッド&コレクティブ株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ユナイテッド&コレクティブ株式会社の決算日は2月末日で、第1四半期の決算期間は2024年3月1日から5月31日までとなります。また、当第1四半期会計期間において配当は行っていません。今後の業績動向に期待が高まります。