株式会社日本エスコンの第29期第4四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社日本エスコンの決算報告書が公表されました。売上高は103,246百万円と大幅に増加し、経常利益も15,167百万円と過去最高を更新しました。中部電力グループとのシナジー効果が着実に発揮されつつあり、収益不動産への投資や分譲マンション販売が好調だったことなどが要因です。また、自己資本比率は19.5%と安定した財務状況を維持しており、今後の成長に期待が高まります。

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企業情報

企業名: 株式会社日本エスコン
証券コード: 88920
決算期: 2023年1月1日から2024年3月31日までの15ヶ月間

株式会社日本エスコンの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社日本エスコンは、2023年11月29日開催の臨時株主総会において、決算期を従来の12月31日から3月31日に変更することが決議されました。これにより、当連結会計年度は2023年1月1日から2024年3月31日までの15ヶ月間となっています。

主な事業

株式会社日本エスコンは、不動産の開発・販売・賃貸などを手がける総合デベロッパーです。分譲マンション、商業施設、物流施設などの開発・販売のほか、保有する収益不動産からの賃料収入の確保にも注力しています。また、不動産に関する企画・コンサルティングなども手がけており、多角的な事業展開を行っています。

今期の業績と利益率は?

当第4四半期連結累計期間の業績は、売上高103,246百万円営業利益16,842百万円経常利益15,167百万円親会社株主に帰属する四半期純利益9,831百万円と、いずれも過去最高を更新しました。不動産販売事業、不動産賃貸事業ともに好調に推移し、営業利益率は16.3%経常利益率は14.7%と高水準を維持しています。

売上・利益の推移

同社の売上高は、2022年12月期が99,431百万円、2023年12月期(15ヶ月)が103,246百万円と堅調に推移しています。利益面では、2022年12月期の経常利益が14,012百万円、2023年12月期(15ヶ月)が15,167百万円と増加傾向にあります。特に、不動産賃貸事業の拡大や収益不動産の増加により、ストック収益が強化されています。

四半期連結貸借対照表について

資産の部

当第4四半期連結会計期間末の総資産は370,270百万円と、前連結会計年度末比106,541百万円増加しました。主な増加要因は、現金及び預金が1,878百万円、有形固定資産が23,311百万円、棚卸資産が69,735百万円それぞれ増加したことによるものです。

負債の部

負債合計は299,801百万円と、前連結会計年度末比100,216百万円増加しました。これは主に長期・短期の借入金が93,793百万円増加したことによるものです。

純資産の部

純資産合計は70,469百万円と、前連結会計年度末比6,324百万円増加しました。主な増加要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益9,831百万円を計上したものの、配当金の支払3,673百万円があったことによるものです。自己資本比率は19.5%となっています。

ROAとROE

ROAは前期の4.6%から当期4.0%に低下しましたが、依然として高水準を維持しています。また、ROEは前期の25.0%から当期19.5%に低下していますが、これは自己資本の増加による影響が大きいと考えられます。今後も安定した収益基盤の構築により、両指標の向上が期待されます。

キャッシュフロー

当第4四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが49,245百万円の減少、投資活動によるキャッシュ・フローが32,213百万円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローが83,188百万円の増加となりました。現金及び現金同等物の期末残高は37,361百万円と、十分な手元流動性を確保しています。

配当の支払額

当期の1株当たり期末配当金は38円が支払われました。また、次期の1株当たり期末配当金は48円に増額される予定です。安定的な配当政策を継続しつつ、事業の成長と株主還元のバランスを取っていく方針です。

今後の展望

今後は、不動産販売事業における分譲マンションの販売や、不動産賃貸事業における収益不動産の拡大などを通じて、引き続き業績の拡大が期待されます。また、中部電力グループとのシナジー効果の発揮や、戦略的なM&Aの推進など、新たな事業展開にも注力していく方針です。ESGへの取り組みの強化やコンプライアンス態勢の整備など、持続可能な成長に向けた取り組みにも注力していきます。

編集部のまとめ

株式会社日本エスコンは、中部電力グループとのシナジー効果や分譲マンション販売、収益不動産の拡大などにより、過去最高の売上高と利益を記録しました。財務面でも健全性が高く、今後の成長が期待されます。また、ESGへの取り組みを強化し、持続可能な経営を目指しています。株式会社日本エスコンは、不動産業界の中で着実に成長を遂げている企業と評価できるでしょう。

株式会社日本エスコンの決算日や配当についてまとめました。

株式会社日本エスコンは、2023年11月の臨時株主総会で決算期を12月31日から3月31日に変更しました。これにより、当連結会計年度は2023年1月1日から2024年3月31日までの15ヶ月の変則決算となっています。また、配当金は1株当たり38円が支払われ、次期は48円に増額される予定です。今後も株主還元を重視しつつ、事業の成長にも取り組んでいきます。

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