株式会社リテールパートナーズの第1四半期決算がカミになりました!
この企業は地域に密着したスーパーマーケットを展開しており、地域のお客様に愛される存在として地域経済に貢献しています。
今期の業績は、前年同期と比べて売上高は7.5%増加し、652億円と好調でした。また、営業利益も1億97百万円と、ほぼ前年並みの水準を確保できました。
企業情報
企業名: 株式会社リテールパートナーズ
証券コード: E03094
決算期: 2月末
株式会社リテールパートナーズの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社リテールパートナーズの事業年度は3月1日から2月末までとなっています。
第1四半期決算は毎年7月頃に発表されます。
主な事業
株式会社リテールパートナーズは、スーパーマーケット事業を中心に展開しています。
山口県を中心に、広島県、島根県、福岡県などの中国・九州地方を中心に、272店舗を展開しています。
また、保険代理業、スポーツクラブ事業、食品製造業なども手がけています。
今期の業績と利益率は?
今期の売上高は652億円と前年同期比7.5%の増収となり、好調な業績を収めています。
しかし、営業利益は前年同期比10.7%減の15億97百万円と減益となりました。
これは、キャッシュレス決済手数料の増加や物流費の上昇などによる費用の増加が影響したためです。
売上・利益の推移
直近3期の売上高は、2023年2月期が2,435億円、2024年2月期は2,465億円と順調に増加しています。
また、経常利益は2023年2月期が77億25百万円、2024年2月期は79億70百万円と推移しており、足元でも安定した利益水準を確保しています。
四半期連結貸借対照表について
当第1四半期末の総資産は1,279億74百万円と、前期末比17億41百万円増加しました。
流動資産は392億16百万円、固定資産は887億58百万円となっています。
資産の部
流動資産では現金及び預金が249億85百万円、商品が86億71百万円など、資産規模が拡大しています。
固定資産では有形固定資産が643億83百万円、投資有価証券が126億69百万円などとなっています。
負債の部
負債合計は459億31百万円と前期末比6億77百万円増加しました。
流動負債では買掛金が169億58百万円、固定負債では長期借入金が60億16百万円などとなっています。
純資産の部
純資産合計は820億43百万円と前期末比10億64百万円増加しました。
利益剰余金が576億59百万円、その他有価証券評価差額金が21億84百万円となっています。
ROAとROE
ROAは前期の5.7%から5.5%に、ROEは前期の5.8%から5.5%にそれぞれ低下しましたが、一定の水準を維持しています。
これは、株式会社ハツトリーを子会社化したことなどにより、資産が増加したものの、営業利益が減少したためです。
キャッシュフロー
営業キャッシュ・フローは27億10百万円の収入超過、投資キャッシュ・フローは11億84百万円の支出超過、財務キャッシュ・フローは12億95百万円の支出超過となりました。
全体としては3億31百万円の収入超過となり、手元現金は前期末比で10億31百万円増加しています。
配当の支払額
当第1四半期末の1株当たり配当金は16円で、配当金総額は6億86百万円となりました。
前期の年間配当金は32円でしたので、安定的な配当を行っています。
今後の展望
2025年2月期を初年度とする「第3次中期経営計画」では、既存事業の強化・新ニーズへの対応、経営インフラの整備・高度化、ステークホルダーとの関係強化を掲げています。
地域密着型のスーパーマーケットとしての競争力強化や、デジタル化の推進による生産性向上などに取り組み、持続的な企業価値向上を目指しています。
編集部のまとめ
株式会社リテールパートナーズは、地域に密着した高い競争力を持つスーパーマーケットチェーンです。
今期も堅調な売上高を確保し、安定した収益基盤を築いています。
今後は、既存事業の強化やデジタル化の推進など、中期的な成長戦略に注目が集まるでしょう。
地域に愛される企業として、更なる発展が期待されます。
株式会社リテールパートナーズの決算日や配当についてまとめました。
株式会社リテールパートナーズの決算期は2月末で、第1四半期決算は毎年7月頃に発表されます。
配当は1株当たり16円と安定的に実施しており、直近の配当総額は6億86百万円でした。
今後も地域密着型のスーパーマーケットとしての競争力強化や、DX化による生産性向上などに期待が寄せられています。