丸東産業株式会社の決算報告について紹介します。同社は包装資材事業を展開する企業で、この四半期の業績は以下のようになっています。
企業情報
企業名: 丸東産業株式会社
証券コード: E00863
決算期: 2月決算
丸東産業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
丸東産業株式会社は、2月末日を決算日としています。第1四半期は3月1日~5月31日の期間となります。
主な事業
丸東産業株式会社は、主に包装資材事業を展開しています。具体的には、フィルム製品や容器などの製造・販売を行っています。様々な機能性を持った包装資材を開発・提供し、顧客の需要に応えています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期の業績は、売上高42億83百万円、営業利益3千9百万円、経常利益1億7百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益1億円となりました。利益率は低下傾向にあるものの、安定した収益基盤を維持しています。
売上・利益の推移
過去1年間の売上高は178億53百万円、経常利益は5億66百万円と、堅調な推移を示しています。特に新規開拓活動に注力し、新規受注件数は前年同期比で52.4%も増加しました。
四半期連結貸借対照表について
当第1四半期末の総資産は182億7百万円となり、前期末から54百万円増加しました。負債は90億80百万円で、ほぼ横ばいの推移です。純資産は91億26百万円となり、55百万円増加しました。
資産の部
資産の主な内訳は、現金・預金が35億2百万円、受取手形・売掛金が45億27百万円となっています。前期末から108百万円増加しています。
負債の部
負債の主な内訳は、支払手形・買掛金が38億47百万円、借入金が30億16百万円となっています。前期末から1百万円減少しました。
純資産の部
純資産の主な内訳は、資本金が18億7百万円、利益剰余金が58億77百万円となっています。前期末から55百万円増加しました。
ROAとROE
ROAは0.6%、ROEは1.2%となっています。前年同期比ではいずれも減少していますが、引き続き高水準の収益性を維持しています。原材料高騰などの影響を吸収しつつ、収益力の向上に取り組んでいます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは2億66百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローは2億39百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは80百万円のマイナスとなりました。財務体質の健全性が維持されています。
配当の支払額
当期の配当金は、1株当たり40円を予定しています。前期と同額の配当を維持しており、株主還元に積極的に取り組んでいます。
今後の展望
丸東産業株式会社は、機能性包装資材の開発や生産体制の強化などに注力し、更なる成長を目指しています。原材料価格上昇への対応策を継続し、収益力の向上を図る一方で、ESG経営にも力を入れ、持続可能な経営基盤を構築していきます。
編集部のまとめ
丸東産業株式会社は、包装資材事業において安定した収益基盤を持ち、新規開拓にも積極的に取り組んでいます。原材料価格高騰などの課題はありますが、収益性を維持しつつ、新製品開発や生産体制強化などにも注力しており、今後の成長が期待できます。株主還元も充実しており、注目すべき企業といえるでしょう。
丸東産業株式会社の決算日や配当についてまとめました。
丸東産業株式会社は2月末を決算日とし、1株当たり40円の配当を実施しています。安定的な収益力を背景に、株主還元にも積極的に取り組んでいることが分かりました。今後の成長にも期待が高まる企業といえるでしょう。