株式会社ヤマナカの決算が発表されました!
この企業は名古屋を拠点とする大手スーパーマーケットチェーンです。
この決算報告を分析していきましょう。
企業情報
企業名: 株式会社ヤマナカ
証券コード: 81900
決算期: 2024年3月期
株式会社ヤマナカの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ヤマナカの決算日は3月20日です。
四半期報告書の締切は6月20日、9月20日、12月20日、3月20日の年4回となっています。
主な事業
株式会社ヤマナカは、愛知県を中心に展開するスーパーマーケットチェーンです。
生鮮食品、日用品、衣料品などを幅広く取り扱っており、地域密着型の店舗展開を行っています。
また、連結子会社では運動施設の運営なども行っています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期の売上高は209億70百万円となりました。
営業利益は1億円、経常利益は1億25百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億28百万円と、前年同期と比べ増加しています。
利益率も改善傾向にあるようですね。
売上・利益の推移
直近3年の売上高は838億68百万円(2023年3月期)と堅調に推移しています。
一方、経常利益は2023年3月期に4億71百万円まで回復しました。
今後の業績にも期待が高まりますね。
四半期連結貸借対照表について
当第1四半期末の総資産は410億67百万円となっています。
前期末比で3億7百万円の増加になりました。
資産の部
流動資産は93億42百万円、固定資産は317億円となっています。
現金及び預金が41億2百万円に増加しているのが特徴的です。
負債の部
負債合計は237億80百万円で、前期末から3億20百万円増加しました。
買掛金が50億61百万円に増加しています。
純資産の部
純資産は172億86百万円で、前期末比12百万円減少しました。
利益剰余金は65億70百万円となっています。
ROAとROE
ROAは前期の1.1%から1.2%に、ROEは前期の2.7%から2.9%に上昇しています。
事業の効率性とリスク管理が徐々に改善されてきていると言えるでしょう。
キャッシュフロー
当第1四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが2億74百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが3億80百万円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは2億45百万円の支出でした。
全体としては現金及び預金が3億39百万円増加しています。
配当の支払額
2024年6月12日開催の定時株主総会において、1株当たり5円の期末配当が決議されました。
前期の年間配当金は4円でしたので、配当金が増加しています。
今後の展望
株式会社ヤマナカは、中期経営計画として「戦略の3本柱」に取り組んでいます。
既存ビジネスモデルの進化、経営効率の向上、イノベーションの創造に力を入れ、持続的成長を目指しています。
今後も顧客ニーズにきめ細かに対応しつつ、収益性の向上に努めていくことが期待されます。
編集部のまとめ
株式会社ヤマナカは、中部地方を中心に展開するスーパーマーケットチェーンです。
当第1四半期の業績は、売上高、利益とも前年同期を上回る好調な結果となりました。
財務状況も健全で、ROAやROEも改善傾向にあります。
中期経営計画にも注目が集まっており、今後の展開に期待が高まっています。
株式会社ヤマナカの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ヤマナカの決算日は3月20日で、四半期報告書の提出期限は6月20日、9月20日、12月20日、3月20日の年4回です。
また、2024年6月12日開催の定時株主総会において、1株当たり5円の期末配当が決議されました。
前期の1株当たり4円から増配となっています。