ニュースの要約
- CBRE が主導し、i-PRO の国内製造拠点の設立に関する基本計画を策定し、パナソニックコネクトの佐賀工場の土地および建屋を取得して賃貸工場として開発する。
- 本プロジェクトでは、CBRE のプロジェクトマネジメント部門、アセットマネジメント部門が中心となり、用地取得から設計施工、リーシングまでの一連のサポートを行う。
- 本工場は鳥栖IC、新鳥栖駅からアクセスも良く、i-PRO の国内中核工場として期待されている。
概要
CBRE は本日、CBREが主導し、i-PRO株式会社の国内製造拠点の設立に関する基本計画を策定し、閉鎖が発表されたパナソニックコネクト株式会社の佐賀工場の土地および建屋を、特別目的会社(SPC)を通じて取得し、賃貸工場として開発することを発表しました。
本プロジェクトは、2023年1月にCBREのプロジェクトマネジメント部門が基本構想と開発スキームの商談を始めたことから始まりました。CBREは、生産拠点の要件整理と現地調査を実施し、既存工場の改修計画立案および開発スキームを策定しました。さらに、パナソニックコネクトの既存工場における余剰スペースの有効活用の方法も提案しました。
当プランに基づき、CBREのアセットマネジメント部門にて、既存工場を取得する事業スキームを構築し、投資家が出資する鳥栖産業施設合同会社(SPC)を通じて、用地および既存建屋を取得し、工場の設計・施工の建設プロセスをプロジェクトマネジメント部門がサポートします。
本工場は、鳥栖ICから約8.5km、新鳥栖駅から約4.1kmと交通アクセスに優れた立地にあるため、日本国内の中核工場としてポテンシャルの高い施設となります。また、余剰地の活用においても優れた交通アクセスを活かす方法を検討していきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
i-PRO:CBRE、佐賀県鳥栖エリアに事業会社「i-PRO」の中核工場構築をサポートについてまとめました
今回のプロジェクトは、i-PRO が国内の中核工場設立を検討する中で、CBRE が中心となってサポートしたものです。CBRE のプロジェクトマネジメント部門とアセットマネジメント部門が緊密に連携し、用地取得から設計施工、リーシングまでの一連の業務を担当しています。
特に注目されるのは、パナソニックコネクトの既存工場の余剰スペースの有効活用を提案したことです。これは CBRE の豊富な経験と幅広いサービスラインナップが活かされた一例と言えるでしょう。
また、本工場の立地条件の良さから、i-PRO の国内拠点としての中核的な役割が期待されています。CBREは今後もこのプロジェクトで得た知見を活かし、事業会社のニーズに沿った不動産ソリューションを提供していくことが予想されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000179.000027786.html