ニュースの要約
- ペリオが香港証券取引所に上場申請をした
- ペリオは急速な成長を遂げており、中国本土の高性能アウトドアウェア市場でトップ3に入る見込み
- ペリオは自社開発の3-in-1設計のハードシェルジャケットを中核商品として展開
概要
ハイパフォーマンス・アウトドアウェアブランド「ペリオ（PELLIOT）」を展開するペリオアウトドアスポーツグループ株式会社は、香港証券取引所メインボードへの新規株式公開（IPO）申請を正式に行った
ことが明らかになった。共同主幹事は中金公司（CICC）および中信証券（CITIC証券）が務める。今回の申請により、ペリオは「中国発の高性能アウトドアライフスタイルブランド」として初の上場企業となる見通しだ。
ペリオは2012年に設立され、直近3年間で純売上高を3.51億元から17.33億元へと急速に拡大し、年平均成長率は122.2％を記録している。2024年には中国本土の高性能アウトドアウェア市場において小売売上高ベースでトップ3に入る見込みで、市場シェアは5.2％に達する。
製品開発では、独自技術基盤である「PT-Chinaプラットフォーム」を中核とし、世界的素材メーカーとの提携によって品質向上を図っている。また、スケールメリットを活かし、主力素材の調達コストを削減することで、販売原価率の改善にも成功している。
ペリオはDTC（Direct-to-Consumer）モデルを成長戦略の柱として、デジタル広告やアウトドアイベントなど多角的なマーケティング施策を展開。オンラインのみならず、直営店舗やパートナー店舗の拡大にも注力している。
今後も製品開発力、ブランド力、販売チャネルの強化を通じて、グローバル市場での存在感をさらに高め、世界水準のアウトドアライフスタイルブランドを目指していくとしている。
編集部の感想
編集部のまとめ
ペリオ：香港証券取引所に上場申請についてまとめました
今回のニュースでは、ペリオが香港証券取引所に上場申請を行ったことが明らかになりました。ペリオは2012年の設立以来、急速な成長を遂げており、中国本土の高性能アウトドアウェア市場でのトップ3入りを見込んでいます。
同社の強みは、独自の技術力とコスト競争力にあります。特に、3-in-1のハードシェルジャケットは同社の中核商品となっており、機能性と品質の高さが評価されています。
マーケティング面でも、DTC戦略によるオンラインでの強化と、オフラインでのイベント開催やプロアスリートとの協業など、多角的な取り組みが成果を上げつつあります。
今後は、グローバル市場での存在感をさらに高め、世界水準のアウトドアブランドを目指していくとのことで、ペリオの今後の活躍が期待されます。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000160296.html
