セキ株式会社の第75期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

セキ株式会社の直近の決算報告書を分析したところ、業績は順調に推移していることがわかりました。売上高8,659,723千円経常利益2億2,382万円と堅調に推移しており、人気の高い製品やサービスを提供できていることが伺えます。今後も成長が期待できる企業だと感じました。

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企業情報

企業名: セキ株式会社
証券コード: 78570
決算期: 2023年3月期

セキ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

セキ株式会社の決算日は3月31日です。第3四半期の決算報告は2023年12月31日時点のものとなっています。毎年6月と12月に配当を行っており、株主の皆様に還元に努めていることがわかります。

主な事業

セキ株式会社は、印刷関連事業、洋紙・板紙販売関連事業、出版・広告代理関連事業、美術館関連事業、カタログ販売関連事業の5つの事業セグメントを展開しています。中でも印刷関連事業が主力で、出版・商業印刷物やパッケージ製造などを手掛けています。これらの事業は、社会活動の正常化に伴い堅調に推移しています。

今期の業績と利益率は?

直近の第3四半期では、売上高が8,659,723千円経常利益が2億2,382万円と、いずれも前年同期比で増加しています。特に原材料価格の高止まりが続く中、設備投資やコスト削減施策により収益力を維持できているのが好印象です。利益率も安定して推移しており、健全な経営状態にあると評価できます。

売上・利益の推移

過去3年の業績推移を見ると、売上高は11,906,207千円から8,659,723千円へと減少していますが、経常利益は4億2,952万円から2億2,382万円と比較的堅調に推移しています。新型コロナ禍の影響から徐々に回復しつつあり、収益性の改善にも着手できているようです。今後の更なる成長が期待できる企業だと言えるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

直近の第3四半期末の総資産は1,752億円となり、前期末比で2億3千万円の減少となっています。これは主に現金及び預金や有価証券の減少によるものです。負債は243億円と前期末比で5億8千万円の減少、純資産は1,508億円と3億5千万円の増加となっています。財務体質は健全であり、今後の事業展開に十分な資金を確保できる状態だと評価できます。

資産の部

資産の部では、流動資産が820億円、固定資産が932億円となっています。流動資産の中心は現金及び預金の39億円、売上債権の25億円です。固定資産では、投資有価証券が40億円と大きなウェイトを占めています。設備投資も着実に行っており、成長に向けた基盤が整っているといえるでしょう。

負債の部

負債の部では、流動負債が22億円、固定負債が21億円となっています。流動負債の中心は仕入債務の24億円、未払法人税等の0.8億円です。固定負債では、長期借入金が14億円、退職給付に係る負債が12億円などが主な内訳です。有利子負債は減少傾向にあり、財務の健全性は高いと言えます。

純資産の部

純資産の部では、資本金が12億円、資本剰余金が13億円、利益剰余金が120億円となっています。自己資本比率は83.61%と極めて高い水準を維持しており、財務の安定性に定評があります。今後の事業展開に必要な資金を十分に確保できる状態にあるといえます。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は前年同期から1.02ポイント減少の1.29%、ROE(自己資本利益率)は0.45ポイント減少の1.11%となっています。これは主に経常利益が減少したことが影響しています。ただし、依然として高い水準を維持しており、投資効率の良さも評価できます。今後はさらなる収益力の向上が期待されます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは2億7千万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローは5億9千万円のマイナスとなっています。投資活動には設備投資や有価証券取得などに資金を充てており、積極的な事業展開が伺えます。また、財務活動によるキャッシュ・フローは1億円のマイナスと、株主還元にも努めています。全体としては5億9千万円の資金減少となっており、財務状況は健全に推移しているといえるでしょう。

配当の支払額

セキ株式会社は、年2回の配当(中間配当と期末配当)を実施しています。第3四半期では、1株当たり12円の中間配当を行っています。これは前年同期と同水準となっています。安定した配当政策を継続しており、株主還元にも力を入れていることが分かります。

今後の展望

セキ株式会社は、現在の主力事業に加えて、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業やデジタルマーケティング分野への取り組みを強化しています。これらの新規事業が収益の柱となり、さらなる成長につながることが期待されます。また、原材料価格の上昇に対しても、製品価格の改定などの施策を講じており、収益性の向上にも取り組んでいます。今後も安定した業績を維持していくことができるでしょう。

編集部のまとめ

セキ株式会社は、社会経済活動の正常化に伴い業績が回復基調にあり、安定した収益力を維持できている企業だと評価できます。主力の印刷関連事業やカタログ販売事業が堅調に推移しており、新規事業にも積極的に取り組んでいることから、今後の成長が期待されます。また、財務体質が健全であり、株主還元にも注力していることから、中長期的な投資先として魅力的だと感じました。

セキ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

セキ株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期決算報告書が今回公表されました。同社は年2回の配当(中間配当と期末配当)を行っており、今期の中間配当は1株当たり12円となっています。安定した収益基盤を背景に、株主の皆様への利益還元にも力を入れていることがわかりました。

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