ニュースの要約
- 三井物産デジタルAM(株)がオルタナに寄せられた2年分の問い合わせをAIが音声化し、Podcastとして公開
- 投資家の「なぜ?」を可視化し、より透明性と納得感のある情報開示を目指す
- 投資家のさまざまな疑問とそれに対する回答をAI音声で構成
概要
三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社は、同社が提供する資産運用サービス「ALTERNA(オルタナ)」に寄せられた2年間分の商品に関する問い合わせ内容とその回答を、Google社が提供するAIツール「NotebookLM」を活用し分析。
AI音声として再構成した音声コンテンツを本日より公開しました。
オルタナは、デジタル証券(ST:セキュリティ・トークン)を活用した新しい資産運用の形として2022年5月にリリースされて以来、延べ数千件を超えるお問い合わせをいただいてきました。
今回公開する音声コンテンツは、そのお問い合わせのうち「商品」に関する約90件を元に生成したものです。
投資家の方が実際に投げかけた「商品性」に関する多様な疑問–たとえば「元本保証はあるのか?」「税務上のメリットは?」「流動性は確保されているのか?」といったリアルな質問の数々–とそれに対する当社のカスタマーサポートの回答についての概要を、生成AIによって自然な音声データに変換・構成しました。
編集部の感想
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このニュースは、従来のテキストベースの情報提供に加え、音声によるアプローチを取り入れ、より多様なユーザーニーズに応えようとする取り組みだと感じました。
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投資家の「生の声」を可視化するという意欲的な取り組みは、金融サービスにおける情報の非対称性を解消する一助になると思います。
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AIを活用した音声化は、単なる情報提供の手段にとどまらず、新たな事業展開につながる可能性を感じさせます。
編集部のまとめ
三井物産デジタルAM(株):AIが”投資家の声”を音声化。オルタナに寄せられた2年分の問い合わせをPodcastとして公開についてまとめました
三井物産デジタル・アセットマネジメントが提供する資産運用サービス「ALTERNA」は、デジタル証券を活用した新しい投資機会を提供しています。
同社は、「情報の非対称性」を可能な限り解消することを重要なミッションとしており、今回のAI音声化によるQ&Aの公開はその一環といえます。
従来のテキストベースの情報提供に加え、音声という”ながら聴き”にも適した手段を取り入れることで、より多様なライフスタイルに溶け込む形での情報開示を目指しています。
また、投資家の生の声を可視化することで、投資家の「なぜ?」に答える透明性の高い情報提供を実現しようとしている点が興味深いです。
このような取り組みが、金融サービスのユーザー体験の向上につながることを期待したいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000056997.html