株式会社たけびしの最新の四半期決算報告書をご紹介します。この企業は、産業機器やFAデバイス、社会インフラ、情報通信機器などの販売を行う総合商社です。常に先端技術を追求し、お客様のニーズにあったソリューションを提案しています。
企業情報
企業名: 株式会社たけびし
証券コード: 75100
決算期: 2023年3月31日
株式会社たけびしの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社たけびしの決算日は3月31日です。第3四半期決算は2023年12月31日が基準日となります。
主な事業
株式会社たけびしは、産業機器、FA機器、半導体・デバイス、社会インフラ、情報通信機器などの販売を主な事業としています。特に、長年培った技術力を活かし、お客様のニーズに合わせたオリジナルソリューションの提案にも注力しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の売上高は756億31百万円と前年同期比4.4%の増加となりました。一方で、営業利益は29億59百万円と前年同期比3.0%の減少となりました。利益率は3.9%となっています。
売上・利益の推移
過去3年間の連結業績を見ると、売上高は970億円台を維持しており、安定した事業基盤を示しています。一方、経常利益は30億円台で推移しており、今後の更なる利益率改善が課題となっています。
四半期連結貸借対照表について
株式会社たけびしの総資産は652億51百万円となっており、前期末に比べ11億75百万円増加しています。一方、負債は268億99百万円と前期末に比べ15億67百万円減少しています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が79億19百万円と前期末に比べ14億25百万円増加しています。一方で、受取手形、売掛金及び契約資産が224億30百万円と前期末に比べ5億29百万円増加しています。
負債の部
負債の部では、支払手形及び買掛金が159億66百万円と前期末に比べ8億21百万円減少しています。また、短期借入金が36億74百万円と前期末に比べ11億63百万円減少しています。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が268億19百万円と前期末に比べ11億93百万円増加しています。また、為替換算調整勘定が21億45百万円と前期末に比べ9億47百万円増加しています。
ROAとROE
株式会社たけびしのROAは前期5.4%から当期4.9%に低下しています。一方、ROEは前期9.1%から当期8.7%と若干低下しています。これは、収益性の改善と財務体質の強化が課題となっていることを示しています。
キャッシュフロー
当期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが前年同期比プラスとなっているものの、投資活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなっており、全体としては前年同期に比べ増加しています。今後の設備投資や事業投資の資金確保が課題になると考えられます。
配当の支払額
株式会社たけびしは、株主還元に積極的で、年間配当金は58円を予定しています。配当性向は43.4%となっています。
今後の展望
株式会社たけびしは新中期経営計画「T-Link1369」をスタートさせ、「FA機器等の基幹ビジネスの更なる拡大」と「新規事業の創造」に注力しています。今後は2026年度の連結売上高1,300億円、経常利益60億円を目指すとともに、収益性の改善とグローバル展開の加速にも取り組んでいきます。
編集部のまとめ
株式会社たけびしは、産業機器、社会インフラ、情報通信機器など幅広い事業領域を持つ総合商社です。新中期経営計画の下、基幹事業の強化と新規事業創造に注力しており、今後の業績拡大に期待が高まっています。また、株主還元の観点からも、安定的な配当を実施しており、魅力的な企業だと言えます。
株式会社たけびしの決算日や配当についてまとめました。
株式会社たけびしの決算日は3月31日で、第3四半期は2023年12月31日が基準日となります。また、年間配当金は58円と、株主還元にも積極的な企業といえます。今後の事業拡大と収益性向上に期待が持てる企業だと評価できます。