ニュースの要約
- 埼玉県の保育園運営「元気キッズ」が、保育士の基本給を2.7万円以上アップ
- 新卒保育士の初任給を245,000円に、経験5年以上の中途保育士を275,000円に引き上げ
- 「保育士が笑顔で働ける園」を目指し、給与改善のほか、キャリア支援や働きやすい環境づくりにも力を入れる
概要
埼玉県を中心に保育園を運営する「元気キッズグループ」は、国による保育園の公定価格10.7%引き上げ方針に呼応し、2025年4月より保育士の基本給を大幅に増額することを発表しました。
新卒保育士の初任給は245,000円に、経験5年以上の中途保育士は275,000円となりました。これは現行より32,000円、27,000円の引き上げとなっています。
元気キッズグループは「保育士が笑顔でいられる環境づくり」を重視しており、給与改善のほか、キャリア支援や柔軟な働き方の推進など、保育士の「働きがい」と「生活の安定」の両立を目指す取り組みを進めています。
保育士不足が深刻化する中、国の制度改正に合わせて迅速に対応し、確実に職員への還元を行うことで、「元気キッズ」で働くことが専門職としての魅力ある選択肢となるよう目指していきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
元気キッズ:国の10.7%増額方針受け基本給2.7万円アップ!「保育士が笑顔で働ける園」へについてまとめました
保育士不足が深刻化する中、処遇改善は待ったなしの課題といえます。元気キッズグループの今回の取り組みは、単なる給与アップにとどまらず、保育士の「働きがい」と「生活の安定」の両立を目指すものです。
保育の質を高めるには、保育士自身が心身ともに健康で、やりがいを感じられる環境が重要不可欠。元気キッズグループが大切にしている「大人が笑顔でいることが、子どもたちの心の安心と成長につながる」という理念は、まさに保育の現場に通用する素晴らしい考え方だと感じます。
給与改善に加えて、キャリア支援や柔軟な働き方の推進など、総合的な取り組みで、「元気キッズ」で働くことが専門職として魅力ある選択肢となるよう期待が高まります。保育士の処遇改善に向けた先駆的な取り組みだと評価できるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000068433.html